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古典技法額縁制作について

 

KANESEIでは、ヨーロッパ中世以来の伝統ある古典的な技法で額縁を制作しております。

その技法は古くは1200年代の板絵に始まり、初期ルネッサンス時代に全盛を迎えた

卵黄テンペラ画と同じ材料と手順で行われます。

金箔も基本的に純金箔を使用します。

また使われる材料も、ほぼすべてのものが中世以来変わりません。

この技法での額縁制作は現在でも、ヨーロッパで広く行われています。

 

1200年代のイタリアでチマブエが、ジョットが、また

1400年代にはレオナルド・ダ・ヴィンチやフラ・アンジェリコが描いた板絵に

作られた額縁と同じ技法で、KANESEIでは額縁を作っています。

当時の雰囲気と手触りを、どうぞお楽しみください。

 

下記はおおまかな手順です。

 

1 木材で枠を組む

kiwaku

 

2 ウサギ膠とボローニャ石膏の溶液を数層塗り、乾かす

  ボローニャ石膏・・・二水石膏。彫刻等で使われる一般的な水で反応する石膏ではありません。

gesso1

 

3 紙やすりで磨き、整形する

kona

 

4 ボーロと呼ばれる箔下地材を膠で溶き、塗り乾かす

tonoko[1]

 

5 箔を水押し技法により施す

hakuhari1[1]

 

6 箔をメノウで磨く

menoubou1[1]

agata

 

7 仕上げ:彩色、ニス、アンティーク仕上げ等

touhaku