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とうとうこの時が来た dente del giudizio 6月26日

 

数日前から、どうにもこうにも

上奥の歯茎が痛くて夜中に目が覚めてしまう。

歯みがきで出血する。食事も楽しくない。

これはいかん!と歯医者さんに駆け込みました。

 

 

歯槽膿漏か?歯がぐらぐらになっちゃう??

と戦々恐々でしたが、レントゲンなどの結果

親不知の影響でした。

 

なんと。

上あご左右に生えている親不知ですが、

生えた時からこの日が来ることは分かっていたはず。

いつか来る日とは思っていたけれど、本当に来ました。

抜いたほうが良いみたい。

 

 

夏の抜歯で暑さとの2重の苦しみに呻きたくない。

「じゃ、秋にはね」と看護師さん。

夏の間に覚悟を決めましょう。

冬に先延ばししないようにします。

と、いまのところは思っております!

 

ちなみにイタリア語で親不知の歯は

dente del giudizio といいます。

左下の親不知はフィレンツェの大学病院で

抜いて頂いたのでした。

遠い思い出・・・

 

Firenze 2018 tempo calma №14 6月24日

 

ある朝、パオラの額縁工房へ行くと

まだシャッターが閉まったままでした。

いつもなら9時には開いているはず。

雨の中をしばらく待つことにしました。

 

▲“CORNICI”  額縁。店名は“Corniceria del’agnolo”

「アーニョロ通りの額縁店」です。シンプル。

 

すこし離れて店をみてみると

シャッターには落書きされたままだし

右の壁にある道路標識はひん曲がっているし

(この位置でここまで曲がる謎・・・)

CORNICIの看板も古びて薄汚れています。

雨で暗い日だったのもあって

うらさびしい雰囲気でした。

 

 

結局この日はパオラがひどい風邪をひいて

お店は閉店のままの一日。

パオラひとりで工房とお店を管理する

大変さと難しさを感じました。

 

今回のフィレンツェ滞在は、じつは当初

パオラがもうお店を閉じるかも・・・とのことで

わたしになにか手伝えることがあればと

急きょ決めた訪問でした。

パオラとマッシモ夫婦、ふたりで長年行ってきた作業を

もう若くないパオラがひとりでこなすのは至難のことです。

 

でもいざパオラに会ってみればお店を閉じる話は無し。

「どうして急に来たの?懐かしくなっちゃったの?」

なんて言われる始末なのでした・・・。

つまり閉店を考えてしまうほどに大変、ということで。

メールのみでのやり取りでわたしの早合点。トホホ。

 

なにはともあれ、緊急閉店はなく(ひとまずは。)

微力ながらもわたしが額縁制作を手伝ったことで

パオラの作業が楽になり、気分転換にもなり。

わたしはパオラから新しい技法を教えてもらったり、

日本で額縁制作の経験を積んだ今だからこそ

理解できること等をさらに相談できたりと

「悪くはない」滞在でした。

とは言え、パオラひとりでのお店経営問題が

解消したわけではありません。

心配は続く・・・

 

 

いとしのヒヤ子、みなぎる活力の謎 6月21日

 

庭のヒヤシンス、ヒヤ子と昨年分球した

クローン2つのデルフトブルー3球、

ホワイトパールの真珠姉妹3球、

そして今年仲間入りした桃色姉妹3球

(この桃色は球根名が不明。)の3種類の球根

ヒヤシンス軍団を満を持して掘り上げました。

本格的な夏を前にして、そろそろ潮時。

先日には残っていた青い葉も、ほとんど

すべての葉が茶色チリチリになっていました。

 

 

上の写真、それぞれ掘り出した球根を種類別に

手前が桃色、右がホワイトパール

左奥がデルフトブルーのヒヤ子一族です。

葉がしっかり枯れるまで我慢したからか

昨年より大きくむっちりした球根です。

 

ですが・・・ヒヤ子、4球ありました。

掘ってびっくり、今年もまた分球しているのです。

それも去年の分球よりしっかり丸くて大きい。

 

▲つやつや美味しそうなヒヤ子球根。食べたら毒ですけれど。

 

なんなの。どういうこと。

子孫繁栄(分裂活動?)はめでたいかぎりですが。

1球だったヒヤ子が、いまや4球ですって。

2014年からのヒヤ子成長記はこちら

一番下からご覧ください。

 

ヒヤシンスは自然分球しないと聞いていましたが

改めて調べたところ、水栽培に適したダッチ系は

ほとんど分球せず、ローマン系は自然分球する云々。

と言うことは、ヒヤ子はローマン系なのでしょうか。

でも「デルフトブルー」はダッチ系なはずですし。

自然分球しても花が咲くまで2~3年必要とのことですが

ヒヤ子クローン(分球根)は初年の今春から

しっかり花を咲かせましたが。

本当になんなの。どういうこと。

 

ヒヤ子が飛びぬけて活力があり、生命力が強いのだ

としか思えませんし出生の謎は残りますけれども

まぁ健康で何より、ということで養母(わたし)は

喜んでおくことにいたします。

 

ヒヤシンス栽培5年目の今年、ようやく学んだこと。

・葉がすべてしっかり枯れるまで待つべし!

・毎年分球しても驚くべからず!

・球根に少々カビが生えても(たぶん)大丈夫!

 

また秋に植え直すまで日陰の風の通り道で

ネットに入れて吊るして保存します。

(今年はすこし日に当てて表面を乾燥させてから。)

来年のヒヤシンス軍団、分球有無やいかに。

乞うご期待でございます・・・。

 

 

ヒヤシンス栽培、楽しいですよ。

 

 

ボーロの持つ魅力 6月19日

 

いま Atelier LAPIS のMさん制作中の

彫刻額縁が佳境を迎えております。

こつこつと丁寧に作り続けてきた木地に

銀箔を貼ろうということで準備を始めました。

石膏地に黒ボーロを塗ったのですが・・・

 

白い石膏地のときは可愛らしさが感じられましたが

 

黒にすると印象は一変します。

▲ボーロ塗り中。まだ白が透けていますが

このあと漆黒になりました。

 

これがもうあまりのカッコ良さにほれぼれ。

力強さと優しさを兼ね備えたような雰囲気です。

黒髪の精悍な青年、でも少年の面影も残る、というか!

 

ボーロ(箔下地)には伝統的に赤、黄色、黒があり

そのどれもがとても美しい色です。

粘土ですので土の暖かさが感じられます。

額縁に興味の無い友人も、ボーロの色を

褒めてくれたことがあったのを思い出します。

土系の顔料をニカワで溶いても何かが違う、

この雰囲気はやはりボーロ特有と言えるのでしょう。

以前から彩色にボーロを使うことも考えましたが

今回Mさんの額縁を見て、改めてボーロのもつ

色の美しさにハッとさせられました。

 

Mさん、銀箔をやめてボーロ仕上げにするか

現在ご検討中。

 

わたしもボーロ彩色の仕上げを考えてみよう・・・

問題はニスですな。いや、ワックスか。

フフフ。楽しくなってきました。

 

 

庭の謎 6月17日

 

最近、気になってしかたがないこと。

我が家のバジルとシソはプランターで育って

食卓では大いに役立ってくれております。

が、特に栄養豊富な土でもないのに

その大きさが・・・

 

 

 

バジルの葉はふつうサイズの4倍に大きくなり

シソにいたってはわたしの手より大きい。

ぎえー。

 

虫に食われ過ぎて闘争心が湧いたのか

(もっと大きく強くなってやる方針)

人に食われ過ぎてやけっぱちになったのか

(もっと硬くモジャって食べにくくなってやる方針)

謎でございます。

大きかろうが硬かろうが刻んで食べちゃいますけど。

 

その横で、我らがヒヤシンス軍団

時は満ちたと思われますぞ。

 

▲そろそろ掘り上げだぞ~覚悟しろ!

 

 

Firenze 2018 tempo calma №13 6月14日

 

フィレンツェの街で会ったかわいこちゃんたち。

お店のオーナーは職場に犬をつれてくる人が

多いのかもしれません。

 

▲洋服屋さんで店番。「いらっしゃ~い・・・買わないの?」

 

▲おーい美人さん、こっち向いて!

 

▲思いがけずやさしい微笑。抱きつきたいけど我慢しました。

 

▲じっ・・・。市場の八百屋さんの裏で。たいくつそう。

「知ってっか?おれ、ベジタリアンなんだぜ・・・。」(うそ)

 

▲夕暮れふわもこ3兄弟!・・・いや、4兄弟か??

パンを買うご主人をしずかに待つ。

「われらの晩御飯はなんじゃろか・・・。」

 

▲つま先をあわせてちょいちょい!これは撫でてほしい催促です。

マッシモの愛犬ガイア。人間好きでお客さんにもすぐご挨拶。

 

フィレンツェではバスや電車にのらないで

通勤できる人が多いこともあるかもしれませんけれど、

日本ではあまり見ない光景です。

日本より犬嫌いが少ない?

犬も人も一緒の空間に慣れていておおらか?

犬どうしが道でばったり出会っても

吠えたり騒いでいる様子も見ませんでした。

 

街中にあまり植物をみかけないフィレンツェで

穏やかな表情の犬に出会うと

ホッとして和やかな気持ちになりました。

 

 

見てしまった喜びと罪悪感と 6月12日

 

そしてまた古色のお話です。

我ながら本当にしつこい。

でも古色話がやめられない止まらない。

 

先日まで修復でお預かりしていた額縁は

イギリス19世紀ヴィクトリア朝時代の画家が

特注で作らせた祭壇型額縁です。

それはそれは繊細な装飾が施されており

額縁オタクとしては眼福の極みでございます。

なんと言いましょうか、超絶技巧なのです。

装飾があまりに繊細で欠損復元に苦労しました。

 

さてその額縁、本体とライナーが釘で留めてあり

修復計画の調査進行上必要なので

錆びた釘を抜き、ライナーを外してみたのです。

そうしたら、ほほう、お出ましです。

見たぞよ見たぞよ・・・。古色加工の痕跡。

 

額縁本体のカカリに隠れていた部分は

古色加工の塗料が届いておらず、

箔の輝きも鮮やかに出現しました。

 


▲左上の明るい金は古色加工されていない。

 

▲本体に取り付けた状態では未加工部分は見えない。

 

箔表面に塗料の液溜りの跡、境目が見えます。

なにが入った塗料か、濃度はどうだったか、

筆でざざっと塗られた様子などから

様々に想像、予想します。

 

 

ほかの額縁職人がどのような道具と材料で

古色加工を行っていたか、じっくり間近で

観察することができました。

それぞれの工房・職人によって材料も道具も

さまざまで、その多くは門外不出。

その技法を赤裸々に目撃してしまった罪悪感と、

それにも勝る好奇心を満たす喜びを感じる

調査なのでした。

 

この古色加工は、おそらくオリジナルではなく

後世の修復時にかけられた加工とおもわれます。
どのような経緯で古色付けすることになったのか

想像をめぐらせます・・・。

 

 

父さん! 6月10日

 

わたしにとっての「お父さん」像は

もっぱらテレビの中ではぐくまれました。

現実にも頼りになる父がおりますよ。

 

ドラマ「大草原の小さな家」の父・チャールズ

ドラマ「大地の子」の養父・陸徳志

アニメ「赤毛のアン」の養父(?)・マシュー

この3人の「お父さん」はみな

絶対的な愛情と強さをもっていて

波乱万丈の物語の中でもゆるぎません。

その愛情の深さ、思い出しても泣けるシーンが沢山。

これら「お父さん」を観ればいまだに

どこか安心してしまうのです。

 

6月8日土曜日の朝、とても懐かしい

メロディーが聞こえてきたと思ったら

「大草原の小さな家」リマスター版が

BS3で放送され始めたのです。

これからしばらくの間は毎週チャールズ父さんに

会えるかと思うと嬉しい。

 

娘ローラは「お父さん」ではなく「父さん」と呼ぶ。

画像はwikipediaよりお借りしました

 

それにしても幼い頃にテレビで見た父さんは

立派なオジサンでしたけれど、今となれば

案外若い父さん(俳優マイケル・ランドン)

だったのですね・・・。しみじみ。

 

 

ヒヤ子ちゃんの心はいかに 6月07日

 

我が家の--というかわたしの--ペット

ヒヤシンスのヒヤ子一族と真珠3姉妹

とうとうこんな姿になりました。

む、無残・・・

 

 

葉はかろうじて緑もあるものの

生気はなくなって地を這うばかり。

読んだものによると

「ヒヤシンスの球根を掘り上げるのは

葉の半分以上が枯れてから。

それまでは光合成をして来春に発芽する

エネルギーを蓄えているから触るべからず」

とありました。(記憶によると!)

 

昨年はあまりに無残な姿に耐えかねて

葉の3割程度が枯れた時点で掘り上げました。

その結果なのか今年は花数が少なかったのです。

 

無残に思えるのはわたしだけの親心

そしてなにより見苦しい・・・!

球根たちは嬉々として光合成をしているのか?

掘り上げるべきか待つべきか。これが問題だ・・・。

子を思う親なら静かに待てるはず?

目下の悩みであります。

 

 

セラミック砂で思い出す 6月05日

 

先日、おおきな画材店に買い出しに行きました。

必要なものをカゴに入れつつ

商品棚を端から端までじっくり見てみました。

 

以前から気になっていたのが、額縁に砂を付ける装飾。

フランスのバロック(ルイ14世)終わりから

ロココ(ルイ15世)スタイルによく見られます。

下の写真の中央を走る帯部分、粒々しているのは

砂の上に金箔が施されています。

 


▲写真中央あたり、ザラザラした部分に砂が使われています。

砂壁に金箔、のような感じ。

 

フィレンツェの学校で修復したときは、学校にあった砂

(どこの砂か、買ったか採集したかも聞かなかった)を

ニカワで貼りつけた記憶があります。

学校の砂も細目、中目、荒目と準備してありました。

 

ルイ14~15のスタイルで額縁を作るか・・・は別として

砂をつかったザラリとしたマチエールは面白いので

わたしも日本で使ってみたいと思って、時は流れ。

先日みつけたのはセラミックバルーンという商品です。

 

 

いわばセラミックで「作られた砂」。

これを使えば均一な粒で美しいマチエールが作れそうです。

 


▲加熱したタラコがグレーになったような・・・?

 

きっと以前から販売されていた材料でしょう。

今まで知らなかったなんて。

棚の端から端まで見てみた甲斐がありました。

「ほんとうの砂」の自然なばらつきは無いけれど

整ったザラザラ--変な表現だけれど--を

作ることができそうです。

 

セラミックの砂と聞いてなにか思い出しませんか?

「風の谷のナウシカ」を思い出しませんか・・・?

ユパ様ー!

 

 

ほんのり磨きの美 6月03日

 

先日ご覧いただいた花彫刻 fiore-4

作っていたときのお話。

 

古典技法の金箔置き(金箔貼り)は

メノウ石で磨き上げ、まるで金の塊りのような

奥深い輝きを出すのが醍醐味です。

正しい技術で箔を置き、正しいタイミングで磨けば

金箔はより強く密着し丈夫になります。

数μの厚さしかない金箔とは思えない美しさです。

 

そんな訳でして、金箔を磨くとなったら

わたしはもう「磨かずんば死」でした。

大げさ? まぁそうですね、でもそれくらい

「磨くと言ったら磨くのです!」と

真剣に丹念にしつこく磨き上げていました。

 

ですが、最近思うのです。

ギャンギャンに磨き上げた金は息苦しい。

確かに吸い込まれるように美しいけれど、

硬く隙が無さすぎるのではないか、と。

 

いままでの8割くらいの気持ちで磨いた額縁は

10割磨きの額縁よりやさしく軽く親しみが持てる。

押しつけがましさが減る。

艶消しとも違う美しさがあるようです。

 

 

「磨きゃ良いってもんじゃなんだよ、きみぃ!」

と額縁の神様に言われたような気がします。

ばっちり磨きの金が必要な額縁もあれば

ほんのり磨きの金が生きる額縁もある。

 

気づきました。

 

 

Firenze 2018 tempo calma №12 5月31日

 

今回の旅の大きな目的のひとつに

「pfeil社の彫刻刀を買うこと」がありました。

スイスのメーカーpfeil社の彫刻刀は

西洋木彫(と言うのでしょうか)を

なさる方はおそらく皆さんご存知の会社。

グスターヴォさんはじめイタリアの彫刻師も

pfeil製の彫刻刀を使う方が多い印象です。

 

フィレンツェの中心、ドゥオーモのすぐ北側に

「Ferramenta Paoletti」はあります。

金物屋、道具屋、と言ったところでしょうか。

 

▲うっかりすると通り過ぎてしまう、間口が狭いお店。

作業服の男性から初老のご婦人までお客さんが多い。

 

▲プロも使う工具からデザインカッターやエアブラシのノズル、

古典的な道具から水道部品まで、扱う商品は幅広い。

 

▲こんなかわいい吊金具も。大小ふたつずつ買いました。

 

そして、ありましたよpfeilの彫刻刀。

▲刃物がぎっしり・・・pfeilのシリーズが奥に並ぶ。

 

お店の在庫に欲しい号数がなくても、

なにせスイスはイタリアのお隣ですから

その場でpfeil社へ電話注文してくれます。

おおよそ2営業日後にはお店に到着。

 

フィレンツェは革で有名な街でもあります。

パオレッティオリジナルの道具巻もあって

革の色(黒、赤、茶、緑から選べる)

ポケットの数の希望を言えば

これまた2営業日後に特注道具巻が届いています。

赤の皮で12ポケットをお願いしましたら

日本円で5500円くらい(記憶はすでに遠い)でした。

 

 

▲革の良い匂い。裏地もしっかり、うつくしくて丈夫です。

この品質でこの価格、大変良心的であります。

 

時間が限られている中で、この対応の早さは

ほんとうにありがたい。

英語も通じる、とても親切な家族経営のお店です。

 

地元密着でプロの業者さんも頼りにしている

パオレッティさんのお店のご紹介でした。

 

Ferramenta Paoletti

13 R, Via de’ Pucci, 50122 Firenze

 

 

Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2019年5月№2 5月29日

 

昨年暮のご入会から、毎週朝から夕方まで

精力的に制作してくださるAさんですが

早くも2点目の額縁が完成しました。

 

前回1作目はミッショーネ(黒地に箔用糊を塗り

金箔を貼り付ける)をしましたので

今回はグラッフィート(全面金箔の上に

黒絵具を塗り、絵具を掻き落として金を出す)に

チャレンジしました。

 

 

大切な作品を額装したい、とのことで

ご入会くださったAさん、はやくも目的を達成!

こちらでご紹介できないのが残念ですが

作品との相性はまさにぴったり。

額縁に粗さは残るけれど、この雰囲気が

不思議と魅力になっているのです。

これは狙ってできる雰囲気ではない、

Aさんオリジナルならでは、なのです。

 

 

完成の喜びもつかの間(?)、はやくも

つぎの制作に取りかかっておられますよ。

3作目は銀箔にチャレンジです。

このパワー、わたしも見習わなくては。

 

Aさん、パワフルな額縁を完成してくださり

ありがとうございました。

 

Atelier LAPIS

 

TMKH祭壇型額縁 5月27日

 

もうひとつ、祭壇型額縁が完成しました。

このちいさな祭壇型額縁も3つ目のご紹介です。

 

サイズは外側最大部分で290×175mm

なかに額装できるのは写真L判より小さい。

ミニチュア祭壇型額縁といったサイズです。

1500年代イタリア・トスカーナ州で

造られた額縁を参考に、

オリジナルサイズで再現しています。

 

今回はご家族4人のイニシャル TMKH を

装飾に、という御依頼です。

この楯状部分は15mm四方で小さいけれど

上の帆立貝の装飾とあわせて重要な部分です。

 

オリジナルの文字配置は参考資料を頂いたのですが、

その図にさらにわたしのアレンジを加えました。

家族の中心にTお父さん、そのお父さんを

後ろからしっかりと支えるMお母さん、

K とH の2人の息子さんがご両親を囲み、

お父さんの様な大きな男性になってゆく。

仲の良いご家族そのままの姿、そんなイメージで。

 

今回の汚し加工は、2016年に作ったもののような

強めの加工になりました。

 

この額縁、何度作ってもとても好きです。

フフフ。

 

 

Firenze 2018 tempo calma №11 5月24日

 

わたしが留学していた当時から

スーパーマーケットのレジ袋は

有料だったイタリアですが

2018年になってますますビニール袋が

減っていると感じました。

たとえばなにかお土産を買ったとしても

雨の日以外は紙袋が基本。

そしてレジ袋をレジで購入している人を

見る機会はありませんでした。

老若男女、布のエコバッグを持ち歩くのは

ごく普通の日常な様子です。

 

市場で野菜を買うと入れてくれるのは

こんな袋でした。


100%生分解性、土に埋められる

と書いてあります。

ふわふわに軽くて薄く、破れやすい。

でも生ごみをいれて捨てるには十分です。

 

日本のスーパーマーケットでもレジ袋は

最近どこも有料ですし、ここ数年で

エコバッグも定着してきたと感じます。

ビニール袋を無くすことは難しいけれど

この生分解性の袋を日本でももっと

使われるようになれば良いなぁ・・・

と思いました。

 

問題は価格、なのでしょうか。

ビニール袋の代わりに紙袋ならいいのか

といえばそうでもありませんし。

なかなか難しい問題です。

 

 

合わなければ合わせよう 5月22日

 

日本とイタリア、伝統を大切にするのは同じでも

金箔の規格サイズが違います。

とても小さなことだけど、わたしには大問題。

わたしが箔置きに使う道具はイタリア規格ですが

なにせ日本の金箔はイタリアの金箔より

2cm近くも大きいのですから。

 

イタリアの金箔1枚の幅に合わせた箔刷毛は

(箔を移動させる刷毛。日本の箔挟みの代わり)

日本の金箔1枚には小さいし、半分には大きい。

なので、日本の金箔半分サイズに合わせて

切っちまいます。

▲柔らかく弾力のある毛が厚紙の台紙に挟まれている。

リスの一種の動物の毛、とのことですが。

 

切り口を額縁模様のテープで保護して完成です。

おまけで繕い用の小さいサイズの刷毛も出来て

便利便利、一石二鳥でございますよ。

 

道具は使う対象に合わせて作られる。

使う対象が変われば道具も変わる。

合わなければ合わせちゃいましょう。

 

 

Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2019年5月 5月20日

 

久しぶりになりましたが Atelier LAPISの

生徒さん作品をご紹介します。

2018年から少しずつすすめていた

花輪の額縁です。

 

image

 

カマボコ型(半円)の木地は

思った以上にボリュームがあって

本の写真からだけでは側面がわからず悩む・・・

 

image

 

ですが努力のかいのある

美しい額縁が完成しましたよ。

アトリエの他の生徒さん方からも称賛の声!

 

image

 

入り組んだ部分の金箔作業は

大変だったことでしょう!

 

image

 

すこしだけ磨り出しをして

金の美しさを保って完成としました。

しばらく眺めて完成の喜びを味わって下さい。

Oさん、エレガントな額縁を完成させてくださり

ありがとうございました。

 

Atelier LAPIS

 

 

秘密の小壺 5月17日

 

ちいさな銀の壺を買いました。

高さは50mmくらいでしょうか。

とても薄くて軽い、飛んでいきそうな小壺です。

お店の方は塩を入れたのではないかとのお話。

いつ、どこで作られたのかわかりません。

 

 

だけど、お塩にしては穴が小さいような?

胡椒にしても、やっぱり穴が小さいような。

形もすこしエキゾチックな感じです。

たとえばハーブや香料を入れて

香りを楽しむ小壺だったりして・・・

あるいは袖にこっそり忍ばせる秘薬とか。

そんなことばかり考えています。

 

 

母へ誕生日の贈り物にして喜ばれたけれど

本当は自分が欲しかっただけです。

ハハハ。

 

 

花彫刻№4 5月15日

 

イタリア留学から帰ってきたばかりのころ

まだ彫刻はあまりしていなくて

角にすこしだけ、で作った額縁が

花彫刻「fiore-1」です。

思い入れのあるデザインです。

 

花彫刻に新しいシリーズが加わりました。

fiore-4 でございます。

全面純金箔のつや消し仕上げです。

 

 

19世紀フランスで描かれた作品を額装します。

当時流行していたネオルネッサンス様式で見られる

刻み模様(歯模様)を入れました。

 

 

ボーロも今回は赤色ではなく茶色にしました。

ほんのすこしの磨り出しをして汚し加工は無し。

スッキリシャープな印象に仕上がったように思います。

いかがでしょうか。

 

「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

古典技法でひとりにひとつ 5月13日

 

古典技法ではニカワ、石膏液

箔下のボーロなど、とにかく湯煎します。

キッチンやら作業部屋のコイル式電熱器を

使っておりましたが、

キッチンは汚したくないし、電熱器は時間がかかる。

なんだか上手くいかない・・・でしたが。

とうとう最終兵器を見つけました。

商品名は「おりょうりケトルちょい鍋」

 この間に発売された電気鍋です。

ずいぶん人気のようで、入荷するまで

しばらく待たされてしまいました。

 

直径18センチ、深さ7センチほどと

わたしの湯煎作業に最適な大きさで、

何が素晴らしいって40℃から100℃まで

好みの温度で保温できること。

ニカワを70度以下で保たねばならず

湯煎には気を使うのですが、

この鍋ならおまかせ放置が可能なのですもの。

密封できるフタが付いていますから

100℃にガーッと沸かして、シリコン粘土を

柔らかくしたりもできます。

仕事が終われば鍋だけ取り外し

まるっと水洗いもできちゃう。

すばらしく便利。

 

メーカーおすすめはチーズフォンデュや

お酒をお燗したり、もちろんひとり鍋など。

他にもいろいろ使いみちはありますよ。

古典技法でもひとりにひとつ、ちょい鍋。

あると便利です。

 

 

本当は奇数好き 5月10日

 

最近彫っていたのは fiore(花彫刻)

シンプルな花のモチーフです。

これはKANESEI始まりの頃から作っている

思い入れのあるデザインなのです。

 

 

昨年フィレンツェで買い足した新入り彫刻刀も活用し、

ほぼ№7のカーブ形シリーズで彫りました。

(1や9も使いましたけれども。)

いま持っている彫刻刀を見てみると、どうやら

わたしは№7,5,3のカーブが好きらしい。

№9, 11も持っている。でも№4,6は一本もない。

自分の手の動き、デザインの好みで

好きなカーブがあるのは分かります。

そして数字としてはなぜか6と8を好みますが、

彫刻刀に関しては奇数好き、と気づきました。

我ながら無意識の好み、面白いです。

 

今度は№5の彫刻刀を集めてみようかと思います。

 

 

レオナルドは言ったのか 5月08日

 

ことし2019年は我らがレオナルド・ダ・ヴィンチ

没後500年で、本国イタリアでは

たくさんの展覧会が開かれているようです。

5月2日の命日は大型連休中日

何とはなくレオナルドの画集を見ていました。

 

 

これは大切な友人から頂いた大切な本。

1949年にイギリスで出版されたものです。

いまの画集に比べれば鮮明さには欠けますが

パラフィン紙につつまれていて

紙の色や手ざわり、におい

小口は切り落とされていない手製本の様子が

「正しい本」の姿のように思います。

本好きが作って本好きの手を渡ってきた本

なのです、きっと。

 

▲ページの端が切りそろえて無い。それが良い!

 

レオナルドのデッサン

セリフを言わせたくなるような絵もあります。

感情の発露「わぁ!」「おおお・・・」など聞こえてきそう。

 

▲もの言いたげな人物たち。ルーブル美術館蔵 

 

でも彼の素描からは北斎漫画のような笑いの要素は

ほとんど感じません。

描くものに笑いを入れる必要はないけれど

作者の性格は少なからず表れるもの。

レオナルドは冗談を言ったりふざけたり

したのでしょうかね?

 

▲猫と龍の練習。観察眼は鋭く几帳面に描かれている。

でもまんが的要素は無く猫はあまりかわいくない。

イギリス・ウィンザー ロイヤルライブラリー所蔵

 

レオナルドのくり出すオヤジギャグに

サライがうんざりしていたり・・・

いやいやまさか、想像できません!

こちらの冗談には一緒に楽しく笑ってくれるけれど

自ら冗談やオヤジギャグを言うことはない。

素描を見て、そんな人だったように思います。

 

 

額縁の本 「Italian Renaissance Frames」 5月06日

 

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館

所蔵の額縁を集めた英語の本です。

これも昨年フィレンツェの古書店で購入しましたが

鉛筆の書き込みやコーヒーのシミがあったりして

前の持ち主が読み込んだのだと思うと

愛着もわきます。

 


 

モノクロが多いけれど写真も沢山で

祭壇型額縁、サンソヴィーノ、トンド(丸型)

など特徴的な額縁が集められている印象です。

 

この本のとても面白いところは、使われている木材の

記述が断面図としてあるところでしょうか。

おおよそ8種類の材に分類されています。

クルミ、ポプラ、松、トウヒ、梨、モミ、黒檀

そして不明な木材または木材以外の物、だそうです。

この本によりますと、ルネッサンス時代の額縁は

ポプラや松で作られた木地には金箔仕上げ、

細かい彫刻をほどこすにはクルミが多いようです。

 

▲この祭壇型額縁にはトウヒとポプラが使われている。

 

2種類以上の材を組み合わせている額縁も多いのです。

他の本にも、使われているメインとなる材の記述は

もちろんあるのですが、この本のように図で説明してあるのは

ひと目で理解できて興味深いところです。

 

でも、なんだか見たことがある額縁が多いな

と思いきや、それもそのはずですね

Robert Lehman Collection との記載が。

メトロポリタン美術館が出版した本

「Frames in the Robert Lehman Collection」

に載っている額縁と重なっているのでした。

著者のひとりも同じ方です。

今回の本がまず出版されて、その後に改めて

「Frames in the Robert Lehman Collection」

がまとめられたようです。

 

▲右ページの額縁についているプッティの顔に見覚えあり。

 

同じ額縁の解説はどちらも似たような内容ですが

今回の「Italian Renaissance…」では

制作年代が17世紀とされていたものが

「Frames in…」では1620~1630年と

ほぼ特定されていたりと新しい情報もあります。

でもこちらには材の断面図説明はありません。

 

それぞれに特徴がありますので

情報の新しい「Frames in…」があるのなら

今回の「Italian Renaissance…」は要らない

と言い切れません。

どちらも良い。両方あると良い。

そんなところです。

 

「Italian Renaissance Frames」

The Metropolitan Museum of Art

Timothey J.Newbery

George Bisacca

Laurence B.Kanter

全111ページ 

1990年 第1刷発行

 

 

妄想叱咤激励 5月03日

 

ことしのゴールデンウィーク

法事で広島へ行くほかは、友人と会う程度で

家におります。

連休中はふだんの外出――Atelier LAPIS や

修復スタジオ、習い事――がお休みなので

家での作業に集中してせっせと進めました。

ことしのスローガン、スピードアップですから!

そうは言っても目標達成はなかなか大変。

根が怠け者で仕事が遅いですからね、

スピードアップしてようやく普通に近づく。

「自覚しているならさっさとしなさい!」

「わたしはこんなにがんばっていますよ」

とKANESEI福の神、モッコウバラの花に叱られ

(正確には叱られた気分。いつもの妄想。)

ハイ、がんばります・・・。

イタリアに行きたいなぁなんて呑気なことを考えるのは

目の前のご注文の山を終わらせてからにしなさいよ、と

自分につっこみながらの連休でございます。

モッコウバラはことしも見事な満開でした。

 

Firenze 2018 tempo calma №10 5月01日

 

フィレンツェの中心を流れるアルノ川左岸

グラツィエ橋のすぐ近くに

バルディーニ美術館があります。

ここもホーン美術館同様に

古美術商で成功したバルディーニさんの元邸宅で

コレクションを公開しています。

こちらは中世の石彫刻、タペストリー、

家具などのコレクションが豊富です。

 

聞いたところによると、最近では

50人程度を招待した結婚式も挙げられるとか。

さすがに披露宴は無理なようですけれど

美術館で結婚式、素敵ですね。

 

 

さて、そのバルディーニ美術館には

今回2回行くことができました。

その目的はずばり「額縁」でございます。

 

 

真っ青な美しい壁に金の額縁が

ギッシリと展示されている部屋は壮観!

そしてわたしのような人間には身悶えするほど

魅力的な部屋なのです。

 

写真をずらずら並べてみます。

 

本で観ていたような素晴らしい額縁が

ガラスも無く、他のお客さんも無く

--見張りの方もほぼいない--

たったひとりで近くで観る事ができるなんて。

額装された作品が無い「空っぽ」ですから

額縁そのものをより集中して観察できます。

 

 

ここは天国かしらん。

そんなバルディーニ美術館の一室でした。

 

 

サンソヴィーノチャレンジ ひとまずお終い 4月29日

 

ほぼ1年がかりでガサゴソと作った

サンソヴィーノ額縁

これにて完成といたします。

 

うず巻きの角度が釈然としない。

シャープさが足りない・・・。

サンソヴィーノ額縁と名のるには躊躇いたしますので

ひとまず「サンソヴィーノ風 Gusto Sansovinesco 」

とさせて頂こうと存じます・・・。

 

真鍮の特製金具を取付けました。

丸い金具がぴょこんとのぞく姿は

やはり愛らしくて気に入っています。

それにしてもキョーレツな額縁です。

サンプルとしても持て余す予感であります・・・。

 

「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

「イタリア美術夜話」修理 4月26日

 

先日、神田の古本まつりに行ってまいりました。

これ以上本を増やすまいと言っていたのは

誰だったっけな・・・と思いつつ。

買おうと手に取った途端に

裏表紙がポロリと外れてしまったのは

三輪福松先生著「イタリア美術夜話」

昭和32年の本でした。

カバーもケースも無くなった300円の古い本。

読み始める前にまず修理でございます。

▲裏表紙にはフィレンツェの地図。まっぷたつ。

額装に使う無酸のテープを貼ってどうにかこうにか。

表は綿テープ、内側は紙テープで丈夫になりました。

▲こうしたテープが家にあるのは便利です。

見栄えもなにもありません。テープで補強のみ。

でも読むのはわたしだけですからまぁいいか。

 

秘蔵の紙で カバーをかけて仕上げ!

と思いつつも、カバーは読むには邪魔ですので先送り。

とにかく読み始める準備は整いました。

また読後に感想などお付き合いください。

 

 

サンソヴィーノチャレンジ つづき⑤ 4月24日

 

いつから作りはじめたのかもはや

記憶がさだかでないサンソヴィーノ額縁、

調べてみたら昨年2018年6月でした。

構想時間もふくめるとほぼ1年。

やれやれでございます。

 

前回は金箔を貼っている作業を

ご覧いただいたのですが、今日は

いよいよ満を持して(?)仕上げです。

 

白木部分には水性ステインという

木部着色剤を塗ります。

磨いた金と茶色のコントラストが生々しい。

 

そして古色付け。

叩いて凹ませ、磨り出して下地の赤を見せて、

茶色のワックスを塗り込み「ほこりパウダー」をはたく。


満身創痍の身に油と粉塵を塗りたくるという

まさに「額縁の拷問」、可哀想ですけれど

心を鬼にして。

 

さて、汚しを付けたらパウダーがなじみ

ワックスが乾くまでしばらく寝かせます。

やわらかいウエスで磨いて、足りなければ

同じ作業を繰り返し、好みの「古さ」を表現します。

完成目前です。

 

 

思い出を共にした人へ 4月22日

 

小さな額縁が完成しました。

 

17mm幅の木地、白で模様を入れたスペースの幅は

5mmしかなくてほとんどミニチュア額縁です。

筆さばきもなかなか大変でしたけれども、なんとか。


中央部分の星が気に入っています。

 

この額縁には昨年フィレンツェで買った版画を入れて

ベルリンに住むドイツ人の友人へ贈る予定です。

昨年秋、12年ぶりに再会することができた友人K。

彼女がいなければわたしは留学3年間を乗り越えること

――楽しいことは山ほど、辛いことも同じくらい――は

できなかったと思っています。

 

4月21日(今年はイースター!)が誕生日のK、

間に合わなかったけれど、そして

彼女への感謝にはささやかすぎる贈り物ですが

フィレンツェ風の額縁に、フィレンツェ風景を納め、

2018年秋のフィレンツェの思い出を籠めて。

 

「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

Firenze 2018 tempo calma №9 4月19日

 

2018年の秋にフィレンツェに1ヵ月間

滞在した時のことをお話しております。

1ヵ月間という旅行としては長く

住むというには短い期間、

小さなアパートを借りることにしました。

 

 

場所は中心街の中心、どこに行くにも

――パオラの工房もグスターヴォさんの工房も、

アルノ川の右岸も左岸も――とても良い場所。

変な話、お手洗いに行きたくなったら

アパートに帰る、といった感じでした。

▲背中側にベッドスペース、窓の向かいがキッチン。

右にバスルーム、玄関がつづきます。

 

きちんとしたキッチンが付いているダイニング

カーテンで仕切れば独立するベッドスペース、

▲白が基調の部屋にドライフラワーや花のパネル。

フェミニンですが落ち着インテリアです。

 

洗濯機、冷蔵庫、電子レンジや食器も完備

お湯がたっぷり出るシャワーもあります。

▲右奥のカーテンの中に洗濯機があります。

 

部屋は2階ですがエレベーターがあるので

大きなスーツケースも大丈夫でした。

歩いて数分でスーパーマーケットにもすぐ。

ひとり暮らしには十分快適です。

 

つかの間のひとり暮らし、気ままに

好きな時に好きなものを食べて寝て、

夜遊びで遅くなっても気を使わず。

留学時の友人と再会して当時を思い出し、

お互い歳を取ったねなんて尽きない話をして。

滞在たった1ヵ月、されど1ヵ月、

とても思い出深い部屋になりました。

またいつか行きたいな、と企んでいますが

その際にはぜひともまたこの部屋を

お借りしたいと思っています。

早く計画たてなくちゃ。