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乙女かボロボロか二択。 12月11日

 

先日、あまりに乙女チックな配色になって

やっぱりやめた!とばかりに

テンペラ絵具を削り落とした小箱は、

刻印を打ってワックスで古色仕上げしました。

 

 

中に灰茶色の別珍を貼りこみましたが

なんだか地味な趣きになりました。

 

結局いつもの雰囲気になりましたけれど、

仕上がりはなかなか気に入っております。

デザインの細かさに対して刻印の点が大きくて、

繊細さがない代わりに力強さはある、とでも

表現させてください・・・。

 

それにしても

古色を付けたとはいえ初々しさは皆無です。

わたしのつくる額縁は、以前から「いかにも

女性が作った額縁ですね」と言われることが多く、

制作者の性別も年齢も感じさせないものを

作りたいと思ってはいたのですけれど。

わたしの引き出しには今のところ

「乙女風」と「オンボロ風」のふたつしか

選択肢がないのでは?!

 

▲どっこいしょ・・・

 オンボロ箱と乙女クマを組み合わせたりして。

 

もう少し柔軟に幅広い表現をしたい

と思っている次第でございます。

 

 

「works」ページ内「other」にアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

額縁生まれ変わり 12月09日

 

純金箔の貼り直しをした祭壇型額縁

ようやく完成いたしました。

 

▲修復後。欠損を再成形して純金箔を貼りました。

少しの磨り出しをして下地の赤を出し、茶色の古色仕上げ。

 

▲修復前。金色の塗装と緑青色の古色で仕上げた額縁でした。

上部の欠損部分には金色のペイント修理の跡も。

 

今まで古い額縁の全面箔貼り直しには積極的ではなかったこと

また、普段とはちがう方法での箔置きをしたことなどもあり

(ミッショーネは部分的に装飾で使うことがメインでした)

下地の整え方や接着剤、仕上げ方法の検討などで

時間を消費してしまう結果になりましたが

理解も深まったという大きな収穫もありました。

お客様には託してくださったことに大変感謝申し上げます。

 

古い額縁に全面箔貼り直し、いままで避けていたのは

どうにもちぐはぐな印象になってしまう恐れがあったから。

ひどい例えですけれど、お婆さんが若作りしているような。

 

今回トライして分かったことは、下地を整えて

ある程度の古色を付ければ美しく仕上がるということです。

当然といえば当然なのですけれど、これはやはり

実際に試行錯誤しながら行って自分で理解することが

必要だったということでしょうか。

 

「山をひとつのぼり終えた」といううれしさを

感じながら完成した額縁を眺めています。

 

 

欲しいの?欲しいんでしょ? 12月06日

 

ここのところ、なんとも気になるのが

Kindle(電子書籍専用リーダー)です。

ものすごく今さらなのですけれど。

 

紙の本を愛するゆえに遠ざけてきた感もありますが

Kindle の小ささ軽さ、その容量は大変な魅力。

 

だけど「本」なら貸し借りも自由ですが

kindle は1作品につき1回限り14日間貸せるのみ。

古本は差し上げるのも売るのも可能だけど

コンテンツは売れないようですし溜まる一方?

 

 

なにせわたしは石橋を叩いて渡るどころか

渡る人を後ろからじっと眺めて10年経つような人間

と自覚しておりますので、新らしいことには程遠く

ようやく「気になるなぁ」にたどりつきました。

 

画集やじっくり読み返したい本は「本」を買って

情報や軽い読み物は電子書籍で、と分けるのが

皆さんの使い方なのですよね、きっと。

 

なんだかんだと自分に言い訳をしつつ

手に入れるような気がしています・・・。

 

 

小さい小さい絵展 2019 12月04日

 

毎年同じころに同じお知らせを。

今年もまた「小さい小さい絵」展に出品いたします。

池袋東武百貨店6階1番地 アートギャラリーにて

12月19日木曜から25日水曜まで。

 

今年は丸い黄金背景チューリップ、

のんきな鼓笛隊、赤い服の貴婦人3点

ボローニャ石膏地に卵黄テンペラの模写です。

お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

よろしくお願い申し上げます。

 

 

出会っていたのは後で分かる 12月02日

 

フィレンツェのルネッサンス美術に

わたしが心から興味を持ったのは

NHKのテレビ番組を観たときからでした。

当時、高校3年生です。

 

それ以来、どうしてもフィレンツェに

行きたくてたまらなくて、

大学進学時は学校主催で行われる夏の旅で

フィレンツェに行ける学校を選び、

結局大学卒業後には両親の許しで

とうとう3年間の留学までさせてもらい、

額縁の本場で制作と修復を学び

身につけることができました。

 

 

今もテレビでは、イタリアの

ルネッサンス美術についての番組は

様々に放送されています。

出演のとても若いタレントさんが

幼い――でも一所懸命に――コメントを

話している姿を見ると、

当時の自分と重なるような気がします。

そして今の若い人たちが番組を見て

なにかの情熱を持ったかもしれません。

 

人生の方向を決めるきっかけやチャンスは

些細なことで、どこででも出会いますね。

そしてそれは後にならないと分からないのです。

わたしにとっては偶然観たテレビ番組が

いま思えば大きなきっかけのひとつでした。

 

色々な人の「振り返って分かるきっかけ」を

聞いてみたいと思います。

 

 

やっぱりやめた。 11月29日

 

隙間時間で作っている小箱です。

金箔をメノウで磨いてから

卵黄テンペラ絵具数色で彩色しました。

 

そして放置すること数か月・・・

なんだかな、なにか違うような。

イメージしていたより「乙女度」が高い。

思い切って絵具を削り落として

装飾をやり直すことにしました。

 

▲金箔の上に白、緑、紫、ピンクでふっくら彩色して

 七宝風にしたかったのですが、取り除きます。

 

金箔がしっかり磨いてあれば

テンペラ絵具はポリポリと除くことができます。

「やっぱりやめた」が可能なのです。

いわばグラッフィート技法と同じこと。

今回は割りばしのお尻で削り(こすり)ました。

 

さて、すっかり金色に戻ったところで

刻印を打ってみようかな、と思います。

もう少しルネッサンス風味にする予定です。

 

 

額縁の作り方 27 ミッショーネで箔置き 11月27日

 

前回ミッチャクロンで下地を整えて

アクリル絵の具の赤色ボーロ色(赤茶)を塗った

ドイツの祭壇型額縁に純金箔を貼ります。

▲赤茶を塗って乾いたところ。金箔作業の準備ができました。

 

この額縁は、もともと金色ではありましたが

洋箔(純金箔の代用品)が使われており、さらに

部分的に塗装で金色に塗られ、緑青色の古色が付けられて、

何度か修理された形跡もありました。

今回は欠損部分を再成形して形の復元からはじまり、

純金箔を全面に貼り直してから改めて古色を付けて完成。

そんな計画です。

 

今回のような額縁にはミッショーネ、つまり

接着剤で箔を貼り付ける方法しかありません。

日本では「ニス貼り」(ニスを接着剤にして箔を貼る)

とも言うようです。

検討した結果、わたしは使い慣れた糊で安全に進めることにして

フィレンツェの画材店「ZECCHI」(ゼッキ)が販売している

「missione all’acqua」を使いました。

白い水性の接着剤で、乾くと透明になります。

酢酸ビニール系(木工用ボンド)と近い雰囲気ですが

もっとさらりとした感触です。

 


▲左上に見える白いボトルが接着剤です。

 

この糊を筆で塗って、透明になってしばらくしたら

箔を置き、やさしく押さえます。

糊の乾き具合が難しくて、生乾きでも乾きすぎでもダメ。

触ってみて「乾く寸前」くらいがベストなのです。

 


さぁ、全面に貼れました。

目も眩むコガネイロでございます。

ミッショーネは金箔をメノウ棒で磨くことはご法度。

剥がれてしまいますからね。

ミッショーネの糊が乾いたら次は古色付けです。

 

 

ヒヤ子始動2019 11月25日

 

11月はじめの頃のおはなし。

長らく「夏眠」していたヒヤシンスの球根

我が家のヒヤシンス軍団をようやく植えました。

ヒヤ子とその仲間たち10球です。

ヒヤ子オリジナルと分球3つ、桃色3つ、真珠姉妹3つ。

最初はデルフトブルーのヒヤ子1球からはじまった

わたしのヒヤシンス栽培ですが、いつのまにか

こんな大所帯になっております。

 

庭のいつもの一角を耕して、たい肥を混ぜて。

3色ある球根を色ごとに並べるか・・・と思いましたが

ターシャ・テューダー風に混色でランダムに植えました。

▲いやまぁ、適当に並べたと言うほうが正しいのです。

 

おそらく桃色が一番、そして白、最後に青と順番に

成長し花を咲かせてくれるであろう、と思っています。

▲ふんわかと土をかぶせましたが、ここは通り道横。

 踏まれちゃうと困ります!・・・ので

 

▲割れた植木鉢を差し込んで境界を作りました。

 

ヒヤシンス栽培、楽しいですよ。

今なら来春に間に合う!おススメです。

 

それにしても

恐れていたミミズやらダンゴムシには土を掘り返しても

出会いませんでした。不思議。

きっとここで冬眠をはじめていると思っていたのだけど。

出会わなかったのはお互いに幸運でした!

 

 

kirikami にわかに 11月22日

 

2015年に銀座のギャラリー林さんで行った

写真とKANESEI額縁の展覧会(もう4年前!)に

出品しました kirikami と名付けた円形額縁があります。

 

たたんだ紙の角を△や〇に切って広げた模様から

このタイトルを付けました。

 

切紙の模様を額縁上に表現する方法を試行錯誤して

ぐるぐる・・・という記憶ばかり強いのですが

4年たった今、にわかに人気(?)上昇中です。

「この額縁のデザインで」または

「これと同じ額縁に鏡を入れて」などの

お問い合わせをいただいております。

いままでなしのつぶてでしたのに。

不思議ですが、そんなこともあるのですね。

 

さてそんな訳で、ただいま四角い kirikamiシリーズ

制作真っ最中でございます。

 

幅広マスキングテープを貼って、模様を転写します。

▲4年前の型紙を参考に四角の模様下描きをつくりました。

 

そして模様を切り抜きます。

以前、マスキングテープはお手頃価格のものやら

100円ショップのものを使ったこともあります。

でもマスキングテープは良いものを使うのが一番。

とくに切り抜く場合は差が顕著です。

いやまぁ当たり前なのですけれど、品質が完成の良し悪しに

とても影響するのがマスキングテープ、とつくづく思います。

 

 

模様の切り抜きを終え、端先の加工もして

(端先の加工、危うく忘れるところでした!)

日が暮れたので今日の作業はおしまいです。

 

 

小さなかわいこちゃん7 完成 11月20日

 

長らくご覧いただきました小さい祭壇型額縁が

ようやく完成を迎えました。

なにせ小さいものが好きですので

いつもに増して楽しく作ることができました。

 

▲台座の彫刻部分にも点刻印をいれました。

 

以前にもお話しましたが、予定と装飾方法を変えたので

模様が繊細な印象になりました。

彫刻部分がちょっと重く感じられたので

バランスをとるために台座にも点刻印を入れました。

すこし軽やかになったと思います。

 

いつまでも「かわいこちゃん」などと

親ばか名前で呼ぶわけにもいきませんので

tabernacolo-mini-1 と命名いたします。

tabernacolo とはイタリア語で祭壇型額縁。

なぜ次に英語 mini が来るのかといわれますと

わかりやすいでしょうということで。ハハハ。

 

「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

顔料の製作者とアンジェリコのお好みと。 11月18日

 

先日のテレビ番組で、アドリア海で見つかった沈没船について

いつ、どこの港から出てどこへ向かい、

誰のどんな荷物を積んで誰に送っていたのか

調査する様子を観ました。

その船はルネッサンス時代、ヴェネツィアの総督が

トルコのスルタンの求めに応じて送ったガラスと

その他贈り物を積んでいた船でした。

海中調査し、膨大な資料から探り出し明らかになっていく様子は

とても面白かった!

 

その沈没船の積み荷に顔料もありました。

赤い顔料の辰砂、白い顔料の鉛白でした。

当時ヴェネツィア産の顔料は品質が良いことで

有名だったそうな。

昨年秋にフィレンツェのサン・マルコ美術館の

写本室で観たルネッサンス時代に使われた顔料紹介でも

赤は辰砂、白は鉛白が展示されていたことを思い出しました。


この沈没船はフラ・アンジェリコの生きた時代の100年も後だし

フィレンツェとヴェネツィアは当時ちがう国であったから

可能性はとても低いと思うけれど、想像が膨らんでしまう。

フラ・アンジェリコはヴェネツィア産の顔料を

好んでいたかもしれない、なんて。

どんな人がどんな場所で、どんな道具で

あの顔料を作っていたのかな、その生活はどんなかな、とか。

ヤマザキマリさんが物語にしてくれたら

とてもとても面白そう!と思ったりしております。

 

 

ひとまず使わずに。 11月15日

 

先日、お財布の整理をしていたら

やや?

 

 

平成31年の500円硬貨であります。

ピカピカと美しく財布の中でも目立って輝いています。

これって珍しいのではないかしらん?と思って

小銭入れから別のポケットに入れておきました。

使用済みですけれどきれいですし

ひとまず使わずに、記念に取っておくことにいたします。

 

平成31年。

令和の時代になって、もうずいぶん経ったような気がしてしまいます。

数十年後、忘れたころに引き出しの奥からこの硬貨を見つけ出して

あの頃は・・・などと思い出すのに使うかもしれません。

 

 

小さなかわいこちゃん6 11月13日

 

メノウ棒での点刻印が終わりまして。

さぁ!お愉しみの古色付けでございます。

 

▲夜なべ仕事の翌朝、装飾が完成しました。

 

▲まだ金の色が新しくて生々しいのです。

 

木槌でのキズ作りはせず、磨り出しのみをして。

今回は彫刻の凹凸に加えて点刻印もありますので

ゆるめに溶いたワックスを筆で塗ることにしました。

 

筆で塗ったとしても、筆跡が残ったら台無し!

筆につけるワックス量を調整し、塗り方も

伸ばしたり叩いたりこすったり工夫します。

▲凹や点にも擦りこんで輝きを残さない。

 

ワックスが乾いたら乾拭きして、完成です。

 

 

額縁の作り方 26 ミッチャクロン 11月11日

 

夏に「型取り方法」でご覧いただいた

ドイツ製祭壇型額縁のコリント様式柱の土台。

無事に取り付けまして、金箔の貼り直しをいたします。

 

この額縁はそんなに古いものではありませんので

木材と石膏のみではなく、部分的にプラスチックの装飾や

金属製ライナーも取り付けられていて複雑です。

 

ひたすら掃除をした後はアルコールで脱脂して

「ミッチャクロン」(プライマー)を吹き付けました。


▲庭の一角でスプレーします。

部分的に色が違うのは欠損部分を再成形したところ。

 

プライマーがあれば、複数の材を使った土台も

均一になって上に塗装することができます。

 

ミッチャクロン(わかりやすい商品名)はとても便利。

まさしく下地と上塗装を密着させてくれます。

ホームセンターやネット通販で容易に手に入ります。

ミッチャクロンがあれば、大体のものの塗装ができる

といっても過言ではないでしょう・・・たぶん。

ミッチャクロン塗布前にはかならず

最初にしっかり脱脂しておくことと、

乾くまで時間がかかるけど待つ。

わたしはこのふたつに気を付けています。

 

今回は純金箔をミッショーネ(箔用糊を塗って貼る)で

全面に施す計画です。

まずはミッチャクロンが乾いたところで

赤色ボーロ風のアクリル絵の具を全面に塗って下地作り。

 

色が整うときれい。

さて、この後はいよいよ箔仕事ですぞ。

いつもと違う方法での箔仕事、そわそわします。

 

 

もしも我が家にあったなら 11月08日

 

展覧会などで素敵な作品を見たとき

ああ、これがわたしのものだったらどんなに幸せだろう、

朝から晩まで手に取ってじっと見たい

なんて勝手なことを想像しています。

 

先日のニュースで、フランスのお宅のキッチンで

チマブーエのテンペラ画が発見されたと聞きました。

わたしが想像した生活を送った人が現実にいたのです。

専門家が見に来るまで、そのお宅では大切に

でも「普通に」毎日チマブーエの作品を眺めて、

なんならチマブーエの作品の前で料理をし食事をし、

絵は油やら煙やらにさらされていたわけです。

 

でももう、この絵は今後二度と一般家庭に置かれることはなく

管理された空間でこれからの長きにわたる時間を

過ごすことが決まりました。

極端な変化だけど、こんなことも現実にあるのですね。

 

このチマブーエの絵にもし心があったら(ありえないけれど)

もしかしたらこのままキッチンで、毎日親しみを持って

愛でられながらの生活を望んでいたかもしれない

などと妄想してしまう。

けれど作品はその価値を認められ、保存修復され、

安全な場所で管理されつつ多くの人に見てもらうのが

誰にとっても良いということなのでしょう。

 

 

「実際に自分の手元にあったら」は想像して

楽しむだけのほうが良さそうです。

泥棒も怖いですしね。

 

 

「teatro」 11月06日

 

先日ご覧いただいた新商品を使った額縁

予定通り茶色にして古色を付けて完成しました。

この額縁に納めるのはイギリスのアンティーク版画で

かわいらしい犬の図なのですが、

ご依頼くださったお客様のワンちゃんそっくりとか。

この子の名前がコリーちゃんというそうなので

額縁も勝手にコリーちゃん(仮)と呼んでおりました。

そろそろ命名しなければ、つらつらと考えて。

 

ぼんやりと眺めていたら

古めかしい劇場の舞台にかかっている幕のように見えてきました。

この額縁の名前は「teatro」にします。

いかがでしょうか。

 

何はともあれ、額縁もかわいらしく完成して

にんまり喜んでおります。

 

「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

 

 

小さなかわいこちゃん5&額縁の作り方 11月04日

 

小さな祭壇型額縁、点の装飾が完成しました。

古色を付けますけれど、ここで裏の処理をば。

 

この木地は合板を土台にして組み上げてあります。

合板?ベニヤ??チープ・・・と思われるでしょうか。

でも最近の合板はとても良く美しくできております。

反ったり割れたりが少なく丈夫ですし。

 

さて、裏面と裏板に色を塗ります。

金を使った額縁には、わたしはターナーが出している

「生壁色」というアクリルグアッシュを使います。

イエローオーカーより赤みが少なく、くすんでいて

金との相性が良いように思っています。

絵が接する部分には何も塗りません。

この色以外にも、クリーム色も違和感なくなじみます。

茶色ステイン着色の額縁には裏にもステインを塗ります。

額縁と似た色、もしくはインテリアと似た色が無難です。

 

この絵具が乾いたら、いよいよ仕上げ。

古色付けでございます。

 

 

美しい種、のようなもの 11月01日

 

銀座のギャラリー林さんから

展覧会のお知らせをいただきました。

「plant collecting- 空想植物標本」

 

▲写真はギャラリー林さんよりお借りしました。

 

漆、螺鈿、蒔絵でつくられた美しい種のような、

空想で作られた植物標本だそうです。

指先サイズから、大きくても手のひらに乗るサイズまで。

ものすごく手が込んでいることがわかります。

 

 

かわいい、かわいい!

小さいもの好きには堪りません・・・。

標本(作品)に添えられている文章も

まるで図鑑の解説のようだそうです。

これもじっと読んでみたい。

 

銀座へお出かけの際には

ぜひお立ち寄りください。

 

plant collecting- 空想植物標本

2019・11・1~11・7

ギャラリー林

中央区銀座7-7-16

11:00~18:00 会期中無休

 

 

5mmの空間をつくる 10月30日

 

銀座6丁目にある「画廊るたん」のオーナーは

大学の大先輩でして

わたしが額縁を作り始めたころから

仕事を下さり応援してくださり・・・

とてもお世話になっております。

その画廊るたん所蔵の作品を額装させていただきました。

佐野ぬい先生の版画です。

 

この額縁は、オーナーとわたしとふたり一緒に

デザインを考えて作った思い入れのある額縁です。

銀箔艶消しで細い枠、変哲もないのですが

 

側面は木地仕上げです。(写真が悪くてすみません。)

 

一般的な版画の額縁はマットとガラスが接していますが

この額縁ではオーナーのアイディアで

マットとアクリルガラスの間にはスペースを作っています。

ほんの5mm厚の空間がつくる趣と影ができました。

 

シンプルなだけに珍しくもないデザインです。

何気ないことばかりですけれど、こうした

ちょっとしたことが作るうえでの楽しみですし

見る方が気づいてくださるとうれしい。

 

こちらの作品は画廊るたんでご覧いただけます。

お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

 

 

Firenze 2018 tempo calma №20 10月28日

 

サン・マルコ美術館にはフラ・アンジェリコ作品以外にも

もちろんほかの作家の作品もありますし

古い遺構の装飾なども展示されています。

ギルランダイオの最後の晩餐図もあります。

 

だけどわたしにとってここは「フラ・アンジェリコ美術館」。

2階の写本室(図書室でしょうか)には写本展示もあり

フレスコ画やテンペラ画とは違う美しさが堪能できます。

その薄暗い部屋の一番奥に、画材紹介がされていました。

 

▲写本室入り口。柱列がうつくしい。そして誰もいない。

 

おそらくルネッサンス時代に使われていた画材紹介で

顔料、膠、筆と樹脂など。

 

顔料は9色ありました。

黒=ワインブラック(葡萄の種などを炭化・粉末にしたもの)

白=鉛白(塩基性炭酸鉛)

青=ウルトラマリン(貴石ラピスラズリの粉末)

黄=イエローオーカー(天然土系顔料)

 =ローシェンナ(天然土系顔料)

茶=鉛丹(四酸化三鉛)

 =バーントシェンナ(天然土系顔料)

緑=テルベルト(天然土系顔料)

赤=辰砂(硫化水銀)

 =レッドラック(カイガラムシ由来の染料)

 

あとはアラビアガムの樹脂、クローブの枝、金粉。

樟脳、板状にした魚ニカワ。

クローブの枝と樟脳は何に使ったのかわかりませんでした。

 

これらを使ってフラ・アンジェリコもここで描いたのだなぁ、

などと考えると感慨深い気持ちになります。

映画「薔薇の名前」ではショーン・コネリー扮する修道士

「バスカヴィルのウィリアム」が写本の謎を解きますが、

その映画では1300年代の修道士が写本を描いていた

北イタリアの修道院にある写本室や様子が再現されていて、

とても興味深く面白いのです。

 

▲サン・マルコの写本室。

 窓は小さくて、当時はもっとずっと薄暗かったと思われます。

 

きっとアンジェリコたちサン・マルコ修道院の修道士たちも

あの映画とあまり変わらない環境で、上の写真のような

道具と材料で写本やテンペラ画を描いては祈る、

そんな生活をしていたのでしょう。

 

▲写本室正面の窓からは中庭が見下ろせる。

 アンジェリコも見たであろう風景です。

 

どんなことを考えながら描いていたのかなぁ・・・。

日が暮れて暗くなってきたら、その日の仕事は終わり。

きっとこの窓の前で深呼吸などしたのではないでしょうか。

 

 

小さなかわいこちゃん4 10月25日

 

久しぶりになりました「小さなかわいこちゃん」

小さい祭壇型額縁であります。

金を貼り磨き、いよいよ装飾をします。

 

▲装飾模様の下描きを作りました。

 

当初の予定では、金の上にテンペラ絵具を塗り

絵具をかき落として金を出す「グラッフィート」で

ルネッサンス風模様を入れるのでしたが、

ご注文くださったお客様が「せっかく金だし

やはり全面金で仕上げてほしい」とのお話。

合点承知でございます!ということで

細いメノウ棒で点を打って模様にします。

 

カーボン紙で模様を転写して、点を打つ。

磨かれた金の上のカーボンはティッシュで拭えば

すぐに落とすことができます。

その代わり手で触っても落ちてしまいますから

狭い範囲を転写して打って、また転写して、と

繰り返すほうが安全です。

 

この技法、なんでしょうか。やはり刻印でしょうか。

メノウによる点刻印、とでもさせていただきます。

 

この極細のメノウ棒は大変便利です。

額縁やテンペラ画用ではなくポーセレン用。

陶器の絵付けで使うために作られたメノウ棒です。

東急ハンズで購入しました。おすすめです。

落とすとすぐに折れますので扱いは要注意。

 

てんてん、てんてん、てんてんてん・・・

ひたすらに点々打ち。

今宵もまた「♪か~さんは~夜なべ~をして~」と

歌いながら夜なべ点々作業です。

 

 

あの記憶を失いたくない 10月23日

 

毎年この時期、秋がはじまると

今年は行こうかな、と迷うけれど

結局行かずに冬を迎えてしまう場所があります。

 

何年も前に行った湖は細い山道を登って行った先にあって、

夏はバーベキューや水遊び、釣りを楽しむ人で

かなりにぎわう場所のようでしたが

わたしたちが行った11月のはじめは誰もいなくて

駐車場はガラガラ、お店も閉まっていました。

 

とてもよく晴れた風の強い日でした。

澄み切ったつめたい空気、

ひざ丈の草がザーザーとたなびき、水面もさざ波だって

ちぎれた雲が飛んでいきます。

青空が湖面に映るけれど、もっと青く深い。

色と匂いと空気の冷たさがどれも強いのです。

あまりに美しすぎる、と言いましょうか。

今ここと、夢あるいは死後の世界の境のような

この世ならぬ場所のような現実味のない感じで

呆然と眺めました。

 

美しさの記憶が鮮明で強すぎて、

もう一度行きたいけれど、

あの時とすこしでも違ったら夢から覚めてしまう、

あの記憶が丸ごと失われてしまうかもしれない、

そんな恐怖もあって、それ以来行っていません。

憧れは憧れのままに、

美しい記憶がひとつでもあるなら、壊さないように

大切にしたほうが良いのかもしないけれど。

やっぱりいつか行きたい、と思っています。

 

 

 

額縁用じゃなくても額縁に。 10月21日

 

いつもお世話になっている額縁材メーカーさんから

新しいカタログが届いて、新商品にわくわくしつつ

さっそく新商品木地を使った額縁を作っています。

 

 

アユース材の薄い木地に丸〇とフリルのような

ちょっとした彫刻をしました。

この木地、メーカーさんのお話によると

額縁用ではなくて建材(内装)用として作ったとのこと。

どおりでドロ足(裏側にある、絵を入れる枠)がありません。

 

▲だいぶ薄くて華奢な木地なのです。

 

▲裏。ぺらっと薄くて、いわゆる額縁の形ではありません。

ドロ足がないので薄板を組んであるだけ、といった趣き。

 

たしかに額縁と建築は切っても切れない仲です。

額縁は元はといえば窓枠や扉枠から派生していますから。

建築の様式はそのまま額縁の様式に通じます。

2016年2月に完成した「hori-acanthus-1」額縁は

内装メーカーの棹木地を使って作ったのでした。

この時もやはりドロ足を作りました。

 

さて、このままではただの四角い木・・・ですので

ドロ足を取り付けます。

▲10×25mmの材を組んで取り付けます。

 

これから濃い茶色に染めて、ワックスで古色を足して

かわいらしい犬の版画を納める予定です。

新しいデザインの額縁を作る楽しさ、格別です。

 

 

平らは良い。 10月18日

 

つめ込み過ぎているわたしの本棚は

棚板がすこしずつたわんでいましたが

とうとう本を取り出すにも戻すにも

おおきな労力が必要なほどになったので

棚板を交換をすることにしました。

 

家族に相談したら、奥から長ーい

板が登場しました。

なんと、祖母が使っていたという

着物の洗い張り用の板ですって。

もう何十年も物置で眠っていた板。

反りも無く面取りされて美しいままです。

これを切って、ダボ用のミゾをルーターで入れて

(すべて家族がしてくれた作業です・・・)

無事に棚板2枚を交換することができました。


本が平らに並んでいるってすばらしい。

すっと取ってさっと戻せるってすばらしい。


 

本体に合わせて茶色に塗ることも考えましたが

祖母が使っていた当時のままにしています。

おばあちゃん、ありがとう。

 

 

額縁の作り方 25 差し箱の向き 10月16日

 

本日は番外といいますか余談といいますか。

額縁を保存するための箱「差し箱」の向きについて。

 

額縁を黄袋(黄色い布の袋)に入れてから

差し込み式の箱に収納する場合、

画面はどちらに向けるのか。

Atelier LAPIS の生徒さんにも質問されましたし

疑問に思われるお客さまも多い様子です。


▲こちら差し箱と黄袋。

一般的に段ボール製ですが、布を貼ったタトウ箱もあります。

 

昔、いろいろな方に質問しましたが諸説あって

結論として向きに決まりは無かったのです。

その中でわたしがしっくりきた答えは

『紐具のある面に画面をむけて収納』でした。

 

随分前に、あるギャラリーオーナーにお聞きした時

「じゃあ差し箱を壁に立てかけて置いてごらん」

と言われて、わたしは紐具面を表に置きました。

「ね、自然に置くとその向きでしょう、だから

絵の表もおなじだよ。」とのお話でした。


▲箱の紐金具がついている面と額縁の表を合わせる。

そして紐をくるくる巻き付けて閉じる。

わたしはこの向きで入れていますが

反対向きに入れるほうが安全という方もいらして、

どちらが正しいかはそれぞれ。

▲裏側には何もありません。

 

蓋を閉じる前に黄袋のくちの処理もします。

黄袋に入れて箱に入れて、蓋をしますけれど

黄袋のくちをきちんと畳んだほうが

蓋はきちんと閉じます。

そして次に開けたときも美しい。

たまに黄袋がグチャッとつっ込まれた額縁に会いますが

ものがなしい気分になります。

いちいち細かいですか?

でもこうした小さなことって、案外と人の目に

留まっているものですから

気を付けるに越したことはありません。

▲黄袋を畳まないと額縁も箱内で不安定になる。

 

ちなみに!どちら向きに箱に入れたとしても!

差し箱に入れた作品を何枚も立てかけるとき。

たとえば棚に収納したり、搬入搬出のときなど。

画面はかならず中合わせにしてください。

A、B、C、Dと箱に入った作品4枚があったなら

A表とB表、B背中とC背中、そしてC表とD表。

「前へならえ」(すべて同じ向き)ではありません。

これ、昔々に「前へならえ」で並べてしまい

こっぴどく怒られた思い出があります・・・。

 

 

ヒヤ子よ、目覚めてしまったのか 10月14日

 

初夏に土から掘りあげてからずっと

日の当たらない風の通り道で眠っていた

ヒヤシンスの球根軍団ですが、ふと見たら。

 

 

なんと・・・根が出始めているではありませんか。

こんなこと初めてです。

目が覚めちゃったのかい??

まだ秋が始まったばかりですよ。

土に植えるのはまだ先の予定ですよ!

 

ちなみに、根が出始めているのはヒヤ子のみ。

クローンを数々生み出した生命力、この強さ。

根にも表れているのでしょうか。

あやかりたい。分けてほしい。

 

いや、それにしてもどうしたものでしょう。

もう植えるサインということでしょうか?

植えたほうが良いのでしょうか??

思春期の娘に「はやくしてよ!」と睨まれている母・・・

のような気分であります。オロオロ。

 

 

その作者はいったい誰 10月11日

 

Lawrence Alma-Tadema

ローレンス・アルマ=タデマ

イギリス・ヴィクトリア朝時代の画家で 

古代ギリシャ・ローマや古代エジプト等歴史を

テーマにした写実の作品を残しています。(wikipediaより)

特に古代ローマの神殿や美しい女性の髪、服などの描写は

引き込まれるような魅力にあふれています。

The Roses of Heliogabalus” 

Sir Lawrence AlmaTadema 1888

見よ、このバラの花びらの描写を・・・!

 

そのアルマ=タデマ作品には祭壇型額縁が多く使われていて

折々に彼の額縁について調べています。

すでに先月のお話なのですけれど、

東京で観られる場所はないかな、と探したところ

八王子にある東京富士美術館が1点所蔵しており

常設展で公開中、それも9月16日まで!

最終日間近に大いそぎで行ってまいりました。

 

古代ローマのスタジオ」という作品です。

絵の詳しい解説は上記リンクをご覧いただくとして

額縁はやはり金の祭壇型額縁がつけられていました。

額縁写真をご紹介できないのが残念ですが

作品が板絵ということもあるけれど、額縁の薄さに驚き。

薄いというだけで繊細さが倍増している印象です。

ボーロは赤色、金に褐色の古色加工がされている可能性。

彫刻の装飾もegg&dart , lambstongue など帯状にシンプルで

柱頭だけ細かい渦巻のイオニア式装飾がある・・・。

とにかく繊細で、石膏層が薄く硬質な美しさ。

装飾的なのに無駄が一切ないというか。

ぜひ” Alma-Tadema frame”で検索してみてください。

素晴らしい額縁がいろいろと登場します。

 

アルマ=タデマは自分で額縁のデザインをしたそうですが

これだけの額縁を作る職人さん、一体どんな方だったのだろう。

富士美術館の額縁は比較的シンプルですが

もっと大きく凝った額縁がたくさんありますから。

なにせ超絶技巧の装飾で、一瞬目が点になります。

完璧主義という彼の人柄が額縁からも感じられるのです。

トーマス・モーという説もあり、でも彼は指物師だから

装飾はできなかったのではないか、という反論もあり。

Sir Lawrence AlmaTadema

Sir がある通り、1899年に騎士の称号を得ました。

温かな人柄、完璧主義者、そして堅実なビジネスマンでもあったとか。

 

ロンドンには数々の額縁工房がありましたから

きっとそのうちのどこか、という有力な説もあって

いやぁもうアルマ=タデマの額縁研究だけで

充実した論文になりそうです。

 

額縁は歴史も材料技法もすべて面白いです。

そして作るのも修復するのも面白いのです。

額縁の海は広すぎて深すぎて、いやはや。

 

 

額縁の作り方 24 線刻で模様を入れる 10月09日

 

このKANESEIブログで一番ご覧いただいているのが

「額縁の作り方」なのは、やはりそうなのかな

という気持ちでおります。

額縁にご興味を持ってくださる方が

おひとりでも増えれば!と願いつつ。

今日の「額縁の作り方」は線刻です。

 

細い線で入っている模様は線刻で入れています。

 

ボローニャ石膏を塗り磨いたら模様を下描き。

そして線で模様を彫るように入れます。

わたしが使っているのは、エッチングのニードルと

ドライバーセットに入っている千枚通しです。

細い線はニードル、太い線は千枚通しと使い分けて。

▲釘を加工した道具を作っても可。先端が円錐形であることが大事。

穴あけのキリのような角錐形ではなくて円錐形がベストです。

 

今回は模写作品を入れる額縁にとりつける

ライナーにタイトルと名前を線刻しました。

 

ヴィクトリア時代やラファエル前派のころ

額縁に文字を装飾することが流行しました。

当時の額縁にある美しくそろって凹んでいる文字は

おそらく刻印(金属の活字(文字型)を打つ)

で入れてあるのではないかなぁと思っています。

これはわたしの想像です。まだ調べていません。

▲ひとまず細く入れてから、すこしずつ太くしたり修正したり。

 

さて今回は小さな文字を線刻で入れねばなりません。

活字は持っておりませんので・・・。

文字を装飾に入れるのは昔から大好きですが

じつは文字の線刻ははじめてでして。

ちょっと練習したりしたのですけれど、

結局のところ定規を使ったりするよりも

息をつめて丁寧にフリーハンドで刻むのが

比較的きれいにできることがわかりました。

とはいえ、文字線刻に関しては改善の余地大いにあり。

 

ニードルの線がきれいに出なくなったら

紙やすりでニードル先端を磨いて整えます。

この技法は線の美しさが命です。

 

 

飽きるまで迷えばよろしい。 10月07日

 

「決まらない」だの「思いつかない」だの

ぶーぶー愚痴を言っておりましたが

(失礼いたしました。反省。)

ガタガタと日々過ごしているあいだに

どうやら通り過ぎたようです。

 

駄々をこねていた子供があるとき唐突に

「もう『迷う遊び』に飽きました。」に至って、

霧が晴れて、という感じ。

迷い期は辛いけれど、終わりが来ると知っている。

 

迷ったり悩んだりするのも、考えてみれば

迷ったり悩んだりする余裕(時間)が

あるのですからね・・・。

本人は必死だけど、俯瞰で観ればまだ甘い、

そんなものなんだろうと思います。

 

 

追い詰められたり諦めたりした訳ではなくて。

飽きるまで迷って、霧が晴れて、また迷って

それを繰り返しながら生きています。

きっと死ぬまで続くんだろうなぁ。

 

 

記録の方法と記憶のゆくえ 10月04日

 

気づけばそれなりの数の額縁を作りました。

 

デザイン画の形で記録保存してきましたけれど

きちんと統一したデータで残すべき、であります。

いや、今さらなのですけれども。

何年も前のと同じサイズと仕様の額縁を作ってほしい

なんてご依頼も当然あるわけですし。

 

ひとりで考えてひとりで作っているから

今まで済んでいただけで、これは良くないでしょう。

いや、今後もひとりの予定ですけれど、それはさておき。

 

記録の方法を模索中です。

いやほんと、今さらなのです・・・。

記憶はどんどん薄れていくのです。