top » diario

diario

ありがとうございました クチュールジュエリー展2022 3月31日

 

小箱の初お披露目、阪急うめだ本店での

「クチュールジュエリー展2022」は

3月28日に無事終了を迎えました。

ご多忙の中を会場までお運びくださり

またお買い上げいただきまして

誠にありがとうございました。

 

▲1週間限定、こんなお店を作りました。

後ろの壁には額縁も。

 

いままではいわば自己満足で

作り続けてきた小箱を、百貨店の催事で

不特定多数の方々に見て頂くのは

大変得難い経験になりました。

 

 

そして「自分が作ったものを対面で売る」

というシンプルな作業も、なんとも

緊張しつつも大変に幸せな経験でした。

 

▲たまに並べ替えて気分転換したり。

 

小箱の可能性を感じることができ、

これからは小箱に連れられて

いままでと違う世界に乗り出せそうです。

 

いやはや。

まだ戸惑うことばかりですが

自分のペースは崩さずに

「好きだから作る」初心を大切に

進む所存です。

 

 

額縁も小箱も、わたしが作る物は

わたしの分身。

「自分を大切にしてこそ

良いものを作ることができる」と

この経験を経て、改めて思い返しています。

 

 

気分を変えて形を変えて 3月28日

 

KANESEI の小箱制作の木地箱は

いつも箱義桐箱店さんの小箱に

古典技法の加工をしております。

 

とても丁寧に仕上げられていて

そのままで美しい小箱なのですが

すこし形の変化を付けたいな、と思い

面取り加工をしてみることにしました。

 

▲右が面取り加工前、左が加工後

 

箱板の厚みを考慮して、最大限

削って安全(であろう)なところまで

削ってみたら、なかなか良い感じです。

 

直線的な精度を出すのが結構難しくて

ハラハラしながらの作業でした。

 

 

さて・・・どんなデザインにしようか。

楽しく幸せな悩みが始まります。

 

 

 

朝の嬉しい小包 3月24日

 

ある月曜日の朝、いつものように

市が尾のアトリエLAPISに着いてみると

わたし宛の小包がありました。

 

知らない差出人・・・なんだろう?

と開けてみたら

イタリアのトローチがふたつも!

つい「わぁ!」と一声出てしまいました。

 

▲さっそく開けてひとつは口の中へ!

 

このトローチについて、昨年秋に

このブログでお話していたものでした。

以前、すこしメールのやり取りをした方が

今もブログを読んでいてくださって

ご家族がお仕事でイタリアへいらした際に

買ってきたからとお裾分けして下さったのです。

 

花粉症で点鼻薬をつかうと、乾きすぎて

のどの調子もおかしくなるこの時期に

とても嬉しい贈り物でした。

 

メールのやり取りはもうずいぶん前のこと。

(同封のお手紙を読んで思い出しました。)

その時のことを、そしてブログの内容も

覚えていてくださったのも嬉しいのに

こうして贈り物にしてくださるとは・・・。

それはそれは嬉しい、幸せな朝でした。

 

このトローチがあれば

イタリアの思い出を蘇らせることができて

もうしばらく、もうしばらく!

行けるまでの我慢ができそうです。

 

 

 

お手元に 3月21日

 

先日完成しました月桂樹模様の

ハガキサイズ額縁と小箱のセット、

眺めておりましたら一つの案が。

 

いえ、これは小箱を作りはじめて

少しした頃から考えていたのです。

手元供養に・・・と。

 

 

大切な家族、懐かしい人やペット

写真と一緒に形見のものを小箱に入れて

お手元にいかがでしょうか。

 

 

イニシャルを入れたり、デザインも

小箱のサイズ、額縁のサイズ、

ご希望に沿って制作いたします。

 

明後日3月23日から始まります

大阪・阪急うめだ本店での催事

「クチュールジュエリー展 2022」で

こちらふたつも展示販売いたします。

お近くにお出かけの際には

どうぞお立ち寄り下さませ。

 

クチュールジュエリー展 2022

 

出戻り娘たち 3月17日

 

おととし2020年の12月にあった

「小さい小さい絵」展に出品しました

テンペラ画模写2点は嫁ぎ先(お客様)が

見つからず出戻りまして

我が家でノンキにしております。

 

 

がっかりしているわたしの後ろで

家族がぼそりと言いました。

「売れ筋を作れば良いんじゃないのぉ・・・

男の顔より、かわいい天使とか・・・」

 

まぁ、そうですね。そうかもね。

でもお花は悪くないと思うのだけどなぁ。

 

▲フィリッポ・リッピ作

 「アレッサンドリ祭壇画」より部分模写

 黄金背景卵黄テンペラ画

 額縁外側寸法:170×170mm

 

▲アレキサンダー・マーシャル作

 「チューリップ」模写

 黄金背景卵黄テンペラ画

 額縁外側寸法:180×180mm

 

まぁ、ほら、あと20年くらいしたら

本当の古色がついて

それはそれで「良い感じ」に

経年変化するかもよ?・・・と

自分を慰めております。

 

でもやっぱり、嫁ぎ先は探してみよう

と思います。

 

イベント出店のお知らせ 3月14日

 

以前から作りためていた小箱を

展示販売する機会を頂戴しました。

 

3月23日から28日まで

大阪の阪急うめだ本店 9階催場

午前10時から午後8時まで(最終日6時まで)

「My happiness クチュールジュエリー2022展」

KANESEI で出品いたします。

 

 

アクセサリーのイベントの中で小箱。

ひとりちょっと毛色が違うのですが

1点もののクチュールジュエリーに

1点ものの小箱を一緒に、いかがでしょうか。

小さな額縁やオーナメントなども

出品させていただく予定です。

 

なにせ初めてのデパート催事

大阪に行くのも初めてなら(我ながら意外ですが)

小箱を発表するのも初めてと

初めて尽くしで大慌てなのですが

とにかく「楽しんでしまえ!」と

思っております。

いえ、思おうと思っております・・・。

 

お近くにお出かけがありましたら

お立ち寄りください。

期間中は毎日店頭でお迎えする予定です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

阪急うめだ本店

 

 

月桂樹の小箱 3月10日

 

先日ご覧いただいたマイクロ点々の

月桂樹模様のハガキサイズ額縁

無事に完成いたしまして、さて次。

お揃いで小箱も(相変わらず小箱・・・)

も作ってみました。

 

▲額縁とお揃いの月桂樹を線刻して箔。

磨きましょう。

 

このマイクロ点々技法のときは

どうやら箔は2枚重ねで貼った方が

仕上がりは良いようです。

線刻の凹みはどうしても箔が入りづらく、

点々打ちでも輝きが深くなりますので。

 

▲箔が2枚重ねだと輝きの深さも2倍

 

相変わらず点々点々と点打ちいたしまして

前作の額縁と並べてみました。

・・・派手でございますな。

 

 

小箱は箔2枚重ね、額縁は1枚だけ。

なんとなく違いを感じて頂けるでしょうか。

2枚の方がヌメッとしているというか。

 

ゴージャスカップルが誕生しました。

いかがでしょうか。

 

 

螺旋の外は 3月07日

 

何というか、閉塞感なのであります。

きっと多かれ少なかれ皆さんが

感じておられることでしょう。

ニュースを見てはハラハラするばかり。

 

自分の状況はどうかと言えば・・・

同じところ、狭いところをぐるぐると

右往左往しているだけな気分になって

もう随分になりますが、俯瞰してみれば

同じところな気がしても少しずつ少しずつ

長い螺旋階段を上っていて

見下ろせばそれなりに上に来ているようだ。

でも螺旋階段は厚い壁に囲まれた筒の中で

しょせんは狭い狭い世界。

 

▲イタリア・オルヴィエートにある

二重らせん階段の井戸 Pozzo di San Patrizio

(wikipedia より)を上っているイメージ

 

風通しの良い螺旋階段に移動したいな。

外の世界を見渡しながら上りたいな。

わたしにはもっと違う階段もあったな。

でもこの階段を選んだのはわたしなんだな。

だから今日も上るんだな。

(人間だもの。はるを。・・・失礼。)

 

そんなことを考えております。

 

 

 

わたしは7の人 3月03日

 

額縁彫刻の下描きをするときは

木地に直接デザインを鉛筆描きして

最終的に決めた線を全体に転写する

と言う方法をとっています。

 

そうしていざ彫り始めるには

下描きの曲線に合うカーブの彫刻刀を

選び出していくわけですが

それがいつも7番カーブになる、というお話。

無意識に7番カーブを記憶しているのか

単純にわたしが描きやすい曲線が

7番カーブに合っているのか。

 

▲彫刻刀のカーブは番号順に曲線が深くなります。

1番は平刀、9番はほぼ半円になる感じ。

7番カーブはそこそこ丸いと言いましょうか。

7番シリーズの中で幅がそれぞれあります。

 

自然に描いた曲線が一定のラインになるのは

手の動きはもちろん、腕の長さから

ひいては身長や性格も関係しそうです。

きっとわたしは「7番カーブの人」なのでしょう。

ラッキー7な訳では無いのです。

数字なら8の方が好きです。

 

わたしの手持ちの彫刻刀の数は

けっして多くはありません。

そして彫刻刀の種類が多ければ多いほど

彫れるバリエーションが広がります。

色鉛筆の色数が多いと描ける世界が広がるのと同じ。

 

 

7番カーブが手に合っているらしい、と

自覚して以来、7番シリーズを揃えています。

でも、彫刻デザインによっては8番カーブや

6番カーブが合う場合も、もちろんあります。

6の人、8の人にもなりたいなぁ。

やっぱりもうちょっと種類を増やしたい・・・と

思う日々です。