top » diario

diario

Firenze 2018 tempo calma №1 12月17日

 

2018年11月に、かつての留学先である

フィレンツェに行ってまいりました。

頂戴しているご注文をさらにお待ちいただき

Tokyo Conservation室長はじめ

額縁教室の先生、生徒さん方にもご了承いただき

渡伊を叶えることができました。

ここで改めてお礼申し上げます。

 

2011年以来7年ぶりのフィレンツェでしたが

La nostalgia in Italia 2011

とても変化があったところ

昔と変わらず続いているところ

さまざま感じました。

このブログ「diario」で、旅で見てきた

額縁や美術作品などと一緒にご紹介したいと思います。

どうぞお付き合いくださいませ。

 

 

この冬も会えそう 12月13日

 

10月のおわりに、庭の日蔭にぶら下げていた

ヒヤシンス一家の球根

庭のいつもの場所に植えました。

 

下げていた場所が悪かったのか

土からあげた後の処理が悪かったのか

じつは球根にカビが生えてしまっていて

「これはもうだめかもしれないな」と

思いつつも土に植えたのでした。

 

すっかり忘れていた(我ながらひどい!)

ヒヤシンス一家の場所を見たら、今朝

そうです! 芽がでていたのですよ。

 

可愛いことこのうえなし。

みずみずしいちっちゃな緑がピコン。

とはいえ球根は6つあるはずなのです。

今日のところ芽はまだ3つしかでていません。

これが誰(ヒヤ子群か真珠3姉妹か)の芽か

まだ謎、蕾がでてきて判明します。

毎朝しばらくハラハラが続きそうです。

残る3つも芽をだしてくれたら、と願います。

 

 

ピンク色のひらめき 12月10日

 

先日、強烈なピンクと輝く金で

ぎょっとさせてしまいました額縁

その後、淡い色に調整しまして

完成を迎えました。

 

ピンクの上にオフホワイト色を何層も重ねて

ほのかに湧き上がるようなピンクを目指します。

 

ちなみに淡くする前はこんなピンク。

なんど見てもすさまじい色ですが。

 

どの程度の色味にするか、絵を入れて確認し

うむ、程よい色になりました。

純金箔は艶消しにして仕上がりです。

 

当初は赤味の無いクリーム色にするつもりでしたが、

打ち合わせ時にお客様が

「ピンクが合うと思う」とのお話で。

ひとりになってからじっくりと絵を見返して

淡いピンクにすることに決めました。

 

そのぱっとしたひらめき、「ピンクが合う」

に従ってとても良い結果になったと思っています。

 

 

小さい小さい絵展 2018 12月06日

 

そしてとうとう2018年も師走を迎えました。

先人たちが「人生はあっという間」との

言葉をたくさん残していますけれど

いやまったく、その通りでございますね。

 

今年も「小さい小さい絵」展に出品いたします。

テンペラ画模写を4枚準備いたしました。

 

池袋東武百貨店にて12月20日(木)から

12月26日(水)までの1週間です。

お近くにお越しの際に

お立ち寄り頂けましたら幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

池袋東武百貨店催事場カレンダー

 

祭壇型額縁を作る4 麻布貼りと下ニカワ塗り 12月03日

 

彫刻作業を終え、完成した装飾竿の

egg&dart も本体に取り付けました。

今日はボローニャ石膏を塗る

準備をいたします。

木地に「下ニカワ」といって目止めの

兎ニカワを塗りますが

今回は並行して亀裂防止の麻布も貼ります。

 

この祭壇型額縁の木地は、横から見ると

何層も木材を重ねて土台、柱、装飾を作ってあります。


このまま石膏を塗るとおそらく

木材の境目に亀裂が入ることでしょう。

それを少しでも少なくするために

石膏の前に粗い麻布を兎ニカワで貼ります。

木材が湿度で動いても、石膏に出る影響が

最小限になるように。

たった一枚の麻布、でも威力は絶大です。

 

この麻布ですが、織り目に沿って

切ることが大切です。

貼り込むときも、できるだけ目を整えて。

「なんたる面倒!」ではありますが

そうすることによって麻布の力は

最大限に発揮されるのだそうです。

今回のような下地につかう麻布も

絵画修復で補強に足す麻布も

かならず織り目に沿って切る。

先人の教えに忠実に行きます。