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新旧共に 1月12日

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額縁制作に用いる材料にも

古典的な膠や箔下トノコのようなものから

樹脂 プラスチック系の材料や接着剤など

新しく便利なものが続々と登場しています。

KANESEIが「古典技法額縁」と名乗っている以上は

古い技法をベースに制作をするのが基本ですが

場面や目的によっては新しい材料を加えて

より完成度の高い額縁を制作するようにする

フレキシブルな感覚も必要・・・と思っています。

分野は違うけれど物作りを行っている方や

材料に詳しい方にお会いすると

思いがけない方法や道具を教えて頂けて

とても勉強になりますが なにより楽しくて

そんな時のわたしは きっと貪欲な目つきに

なっているのではないでしょうか。(笑)

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今日ご覧いただく額縁は

木地に下地(ボローニャ石膏の代わりとなるもの)が

すでに塗布された竿を使っています。

新技術によって作られた竿でアンティーク風の額縁。

KANESEI風味の額縁に仕上げました。

dsc_4623

* 「works」内「classical」にこちらの額縁をアップいたしました。

どうぞご覧下さい。

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