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「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展 4月23日

 

先日 平日の午後にポッカリと時間が空いたので

ここぞとばかりに渋谷Bunkamura のザ・ミュージアムへ。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展を観ました。

この展覧会の目玉(?)は「ほつれ髪の女」でしょうか。

セピア色の画面に描かれた女性は レオナルドの作品らしく

左向きの顔を傾けて微笑んでいます。

小さな作品ですが 筆跡一本一本までじっくりと

鑑賞することができて まるでレオナルドが

描きかけで置き忘れてしまった作品を こっそりと

秘密に見せてもらっているような感じでした。

 

その他にも 「モナ・リザ」の模写が数点並んで展示されており

それぞれの比較が面白いのですが 付けられている額縁も様々で

額縁鑑賞・比較も楽しめました。

同じ模写作品とはいえ完成度も色合いも違いますので

同じ構図でも合う額縁イメージは違うのですね。

 

レオナルドの作品だけを楽しみに行くと もしかしたら

残念な気持ちになるかもしれませんが・・・

ルネッサンス時代の典型的なトスカーナ風箱型額縁”cassetta”や

テンペラ画も観ることができましたし レオナルドの愛弟子

サライの描いた練習作品を観ることができたのも興味深いことでした。

 

レオナルドは巻き毛のやんちゃ少年サライを息子のように

成長後は恋人のように そしてあるいは所有物のように愛していて

なんとか彼に自分の持つ知識や技術を伝えようと思ったけれど

サライにとってはどこ吹く風。

でも自分を溺愛してくれるレオナルドの心に応えようと

頑張って描いてみた。でも本当は絵描きになりたくない・・・

そんな逸話を裏付けるような絵でした。

 

ザ・ミュージアム 展覧会情報:http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_davinci.html