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最初から終わりまで続く 4月04日

 

この小箱は数年前に作ったものです。

ずいぶんと迷いながら作った記憶があって

完成後も釈然とせず、あまり気に入らない。

 

▲迷いに迷い、大阪催事には出品せず。

 

そうして最近になって、この小箱を

手に取ってくださった方々から

思いがけずお褒めの言葉を頂戴する機会が

何度もあって

そのお言葉を受け取りながらデヘヘ・・・

などと喜んでいる現金なわたしです。

 

その逆に「これは!」と思うものが出来ても

期待以下の評価しか頂けないことも

けっこうあるのです。

 

自分の感覚は当てにならない、だけど

褒めて頂ければ良いってものでは無い。

自己満足であってはならない。

物を作るとは・・・などと今さらながら

ぐるぐると考えております。

きっと「ものを作って売る」人にとって

最初の悩み、そして人生の最後まで

考える内容でしょう。

 

褒められれば良く見えてくる?

他の人がどう思おうと、自分が良いと

思えるものなら、それで良いのだ。

というものでも無し。

物を作って対価ををいただくとは。

ううむ。