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手に取って開くまで 10月02日

 

「禅の友」10月号です。

 

 

今月号の表紙は小箱軍団の登場となりました。

淡い桃色に臙脂色のタイトル文字

「あんこっぽい色で美味しそうだな・・・」と思っていたら

編集さんは「イメージは『しるこサンド』」と!

 

そこに金色と銀色、すこしの緑色の小箱が散りばめられていて

なんだかとてもかわいらしい表紙~裏表紙になりました。

読者の皆さんからのご感想が気になって

今からちょっとドキドキしています。

 

9月のお彼岸に我が家もお墓参りに行きまして

帰りのご挨拶時に冊子を頂きました。

真言宗のお寺でして、「光明」という季刊誌です。

今年、曹洞宗月刊誌「禅の友」に掲載して頂くようになって

にわかに「光明」も真剣に拝読するようになりました。

(今までは流し読み・・・罰当たり!)

 

季刊誌と月刊誌の違いはあるけれど

同じようにお檀家さんに配布する冊子なので構成は似ています。

サイズもおなじ。

ご本山便りから始まって仏典の解説

行事や季節についてのコラム、

読者からの投稿(俳句や詩、感想)、エトセトラ・・・

 

だけどそれぞれの編集部の好みや傾向があって

取り上げ方や雰囲気の違いが面白いのです。

曹洞宗「禅の友」の方はデザインが若々しくて

手芸やお料理などもあって女性的。

真言宗「光明」は、季刊誌だからかページ数も多くて

オールカラーで見やすい。

文章が多めで、読み物感が強い・・・

(ちなみに表紙は風景や仏像写真)

 

 

改めて考えてみれば、冊子を手渡された方が

「読んでみようかな」と興味を持って下さるようにするには

表紙って責任重大ですね。今更ですけれど!

なにせ無料配布(もちろんお寺が購入して

配布してくださるのですが)されるものですから、

読まれずにそのまま・・・なんてことだってある訳ですもの。

 

微力ながらKANESEIの額縁と小箱の

表紙が皆さんのお目に留まり、

ページを開くお役に立っていますように、と願います。