diario
古典技法額縁の作り方 序 7月01日
古典技法額縁製作は簡単に述べますと
まずベースに木材を使用し希望の大きさの額縁に組みます。
その上にボローニャ石膏をウサギニカワで溶いた石膏液を塗り
乾いた石膏を紙やすりで磨いた後に箔下トノコを塗り
金箔や銀箔を貼り磨き上げて完成という流れです。
(以上はあまりにも簡単すぎる説明かと思いますが・・・)
これから何回かに分けて古典技法額縁の制作過程や
材料 技法をご紹介してまいります。
皆さんが展覧会で素敵な額縁を見たときになど
どのような工程でつくられた額縁なのかご理解下されば
展覧会での楽しみをより豊かなものにして頂けると思っています。