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古典技法額縁の作り方 1 7月06日
まずは木材についてお話します。
KANESEIでは主に杉材を使っています。
杉は古典技法の石膏との相性も良く安定した材です。
また松などのようにヤニが出ることもありません。
杉のほかにはナラやサクラ チークや黒檀など
木肌を生かしたい時に使う木材もあります。
最近はアユースという比較的安価で加工のしやすい材も使います。
作る額縁のデザインや目的に合わせて木材を選び
まずは額縁の形に組むことからはじめます。
角を45度にカットした竿状の木材4本を組みます。
今は電動工具があって正確に楽に切ることができますが
ルネサンス時代は全てが手作業で重労働だったことでしょう…。