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夜空と音楽と画家の気持ち 12月27日

 

夜の空気が冷たくなる真冬になって

星の光も さらにきりりと強く見えるようになりました。

すこし遅い時間に駅からの帰り道

家の近くの歩行者専用の橋上で星の観察をします。

(寒さ対策と安全は忘れません。)

オリオン座が高いところに輝いているのを眺めながら

ヘッドホンでルネッサンス音楽やバロック音楽を聴きます。

ほんのわずかな時間ですが とても穏やかな気持ちになります。

 

ルネッサンス時代もバロック時代も

何時の時代の画家も 美しい夜空を見上げたでしょう。

フラ・アンジェリコやレオナルド・ダ・ヴィンチ

カラヴァッジョは・・・きっと様々な思いや計画を抱きながら

現在より澄んだ空気の夜空の星を眺めたのでしょう。

辛い夜も楽しい夜も眠れない夜も 星を見たかもしれない。

彼らが見たであろう同じ星座を眺めて

当時の音楽を聴いていると

なんだか彼らがすこし近く感じられる様な気がします。

 

だけど 当時と現在では地球の傾きや自転の関係で

見えている星空もすこし違うのですって!

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは地動説を知っていたのでしょうか。

天動説が当然の時代にも きっと彼なら柔軟に地動説を受け入れて

1400年代と2000年代の星空の違いに興味を示したのでは・・・

などと想像しています。