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箔切ナイフ どうかなどうかな? 6月12日

 

先日立ち寄った100円均一ショップで見つけたのは

木の持ち手にステンレスの刃がついたペーパーナイフ。

刃は持ち手にしっかり差し込まれ ビスで2か所留めてあり

なかなかしっかりした造りです。

これを100円で売ってしまうのですね・・・。

毎度のことながら驚いてしまいます。

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さてこのペーパーナイフですが 実は箔切ナイフに

転用できないかと思って購入してみました。

わたしが普段に使っている箔切ナイフと比べてみると

ひとまわり小さく 刃にも緩やかなカーブがあります。

でもその分 小回りも効くし携帯にも便利かもしれません。

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というのも 西洋の技法である水押し箔に使う道具を

日本で手に入れようと思うと 輸入品を高額で買うか

ヨーロッパから個人で取り寄せるか 自分で作るか なのです。

 

そしてなにより わたしの額縁師匠であるマッシモ氏は

なんとケーキのパレットナイフを箔切ナイフの代用にしていたのです。

そのパレットナイフは少々太めでしたが形は箔切ナイフそっくり。

ステンレスですから問題ありません。

 

さて 箔切ナイフとこのペーパーナイフの一番の違いは

実は刃の厚さかもしれません。

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右が箔切ナイフ 左がペーパーナイフ。

倍以上の厚さがありそうです。

この厚さが吉と出るか凶と出るか?

研ぎなおして仕立て直し 使ってみたらまたご報告します。

ちょっと楽しみです!