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Atelier LAPIS(アトリエ ラピス)の様子から 2016年11月№1 11月14日

 

作家のSUさんは、LAPISでは古典技法での

とてもクラシカルな額縁を制作しつつも

ご自分の展覧会用、作品をご購入下さったお客様の為の

額縁も同時に作っていらっしゃいます。

 

今回は購入したシンプルな細い木地を削るところから。

lapis2016-4

彫刻刀でおおらかに、気持ちの赴くままに

ザクザクと削ります。

 

そして濃紺に塗った後、作品とマットも入れて

同時に装飾を入れています。

金と銀の絵具で、光が飛び広がるイメージで。

su-cane

額縁と作品が一体になって、個性あふれる作品が完成しました。

 

額縁作家やお店で、いわば他人の意見も交えて

額縁をオーダー制作するのは

より広いパターンの展開が望めますが、

こうして作家ご自身で額縁も全て完成させるのは

「その人の世界」が観る人により強く伝わる方法です。

 

SUさん、素晴らしい額縁を完成させてくださり

ありがとうございました!