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夏の金継ぎ大会開催中 その1 7月25日

 

予定外にまるっと時間が空いたので

溜まっていた壊れ皿をひきずりだして

「平成最後の夏・金継ぎ大会」を

ひとりで開催しております。

「大会」と銘打ちつつも、

1日の作業時間はたったの30~40分程度。

薄く塗っては室入れ、そして待つ・・・

漆仕事は待ち時間が長~~いのです。

 

今回は日用使いの食器を簡易金継ぎで流れ作業。

本来は漆で作った接着剤や練り物で

繋いだり欠けを埋めるのですが

耐水性接着剤とエポキシパテで代用し

仕上げに本漆と純金粉を使います。

がっちり接着できて、表面は本漆なので

食器としての使用も安全ですから

違いを理解して、こだわりがないならば

この方法が一番合理的じゃないでしょうか・・・

賛否あると思いますけれども。

 

さて、下の2点は金の蒔絵をせずに

黒漆で完了にしようと思っております。

気が向いたら改めて蒔けばよし。

毎日使うような食器ですから

皿洗いも気兼ねなくしたいですしね。

 

今日は夕方になったら、きのう他のお皿に蒔いた金を

磨こうと思います。

これが楽しい作業なのです。ふふふ・・・。

やはりわたしは金を使う作業が好です。