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祭壇型額縁を作る プロローグ 10月11日

 

額縁のながい歴史の中で、祭壇型の額縁は

比較的はじめの頃に登場した形ですが、

その特徴的なスタイルと雰囲気から

現在でも欲しいと思われる方がいらっしゃいます。

でも、日本で制作する工房はあまりないようです。

その理由はさまざま推測しますが、ひとつに

木地作りのむずかしさがあるように思っています。

 

そんな祭壇型額縁をKANESEIで制作しています。

電卓片手に四苦八苦、ようやく設計図をおこし、

そして注文して作って頂いた木地がいよいよ届きました。

木地は茨城にある千洲額縁さんにお願いしました。

ミリ単位の調整、細かいお願いを誠実に

聞いて下さるとても頼りになる工房です。


千洲額縁さんのブログに、おととしお願いした祭壇型額縁の

木地製作の様子(今回の木地ではありません)が

すこし紹介されていますので、ぜひご覧ください。

千洲額縁さんブログ2016.10.27

 

お客様からのご注文は、下の写真の額縁を再現すること。

この額縁は、ニューヨークにある有名な工房で

作られたものであろう、とのお話です。

(絵画作品は隠しました。お見苦しくてすみません。)

 

この祭壇型額縁制作は千洲額縁さんの木地が50%

続くKANESEIでの彫刻と装飾が50%という感じで

わたし一人では到底作ることができないもの。

木地完成の時点で半分完成したも同然・・・

の感がありますけれども、

今回のKANESEIでの作業過程をすこしずつ

このdiarioでご紹介しようと思っています。

ご興味を持ってくださる方がいらっしゃると

嬉しいのですが。

 

それでは、始まり始まり。

どうぞ気長におつきあいくださいませ。