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Firenze 2020-7 10月22日

 

イタリアのバールはカウンターでエスプレッソコーヒーを

さっと飲んで、さっと出る!というのがイメージですが

甘いものもや軽食もとても充実しているのですよね。

一口甘いものが食べたいときにはチョコレートを一粒とか

500円硬貨くらいのちいさなタルトがあったり。

(ミニョンと呼ばれています。なぜかフランス語。)

そしてわたしはイタリアに来たら必ず一度は食べたい。

それはカンノ―ロであります。

 

シチリアの銘菓ですが今や全国区のバールにあります。

揚げた筒状の生地にリコッタクリームをたっぷりと。

そして粉砂糖をふりかけてかぶりつくお菓子です。

ちょっと素敵なお店でサーブしてもらっても

フォークでは無理。最後には手づかみでかじることに・・・。

▲ここはピアッツァ・レップッブリカ(共和国広場)の

角にあるカフェ・ジッリ(Caffè Gilli

 

またある時は紅茶専門店へ。

イタリアと言えばコーヒーの国ですが、今は

フィレンツェ発の紅茶専門店 La Via del Te があります。

茶葉の入ったポットで入れてくれるたっぷりの紅茶と

アップルパイでございます。

(Caffè Gilli ではティーバッグ。イタリアでは普通です。)

予想以上に大きな一切れ、これまたたっぷりと

アイスクリームが添えられている!

▲断面に見えているリンゴのボリュームにわくわくする。

甘さも控えめで大きな一切れも平らげてしまいます。

 

あたたかいパイに乗せたクリームがすこし溶けたころに

パクっと一口。ううむ、こりゃ堪らんのです。

 

ただ、カンノーロも巨大アップルパイ(アイス添え)も

どちらもカロリーは知らないが吉、といったところ。

たま~に食べるので丁度良さそうです。

 

カウンターの立ち飲みなら1.5ユーロ程度で

エスプレッソコーヒーが飲めるけれど、

着席するととたんに値段が上がるのがイタリア。

でもたまには良いでしょう。

ゆったり座って甘いものと美味しい紅茶でおしゃべりしたり

考え事をしたりと楽しんだ思い出でした。