top » diario

diario

新旧交代、お別れの儀式を 6月20日

 

たまに画材店に行ってしまうと

もうウキウキしすぎてしまいます。

あれもこれも手に取ってから

その量と予想支払金額にぎょっとして

諦めつつ半数を元に戻す。

そしていそいそと買うのです。

 

▲絵具と筆、金属用プライマー

箔の上にも描きやすいに違いなし!

 

▲新しい筆の証し、キャップ付き

 

新しい筆があるって本当にしあわせ。

右6本は数百円のお手頃筆で日常使いに。

中央の2本は高い(1800円とか・・・)ので

”ここぞ”という時の頼みの綱用。

左の2本は2020年のフィレンツェ滞在時

ZECCHI(古典技法画材店)で買った

5€くらいだったコリンスキーの筆です。

プライベートブランドだからか

かなりお手頃価格でした。

そしてかなりかなり良い穂先であります。

次回行けたら10本くらい買い貯めようムフ♡

(それはいつだろうか。

その頃はもう少し円がユーロに

強くなってくれますことを願います・・・)

 

よく言えば物持ちが良い。物に執着する

わたしですので、古い筆はなかなか捨てられず

でも筆立てで呆然と立っているばかりで

もはや活躍の場はないであろう筆たち、

今日お別れすることにしました。

 

▲ボサボサになるまで働いてくれた筆一族

 

筆供養をしてくださる神社がどこかに

あったように記憶します。

わたしはわたしで、ひとり密かに

お別れの儀式をいたしました。

うう、寂しいような申し訳ないような。

きっと使命は全うしてくれたはず。

今日までありがとう、さようなら。

 

さぁ、明日から心機一転

新ピカ筆一家と共に

良いもの作りをいたしましょうぞ。