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禅の友 2023年1月号 12月15日

 

以前に「仕事の時間 2」でお話した

額縁の撮影大会ですが、

その時に撮って頂いた写真がこの度

皆さんにご紹介できるようになりました。

曹洞宗が出版している冊子「禅の友」の2023年表紙を

一年間、KANESEIの額縁写真で飾らせて頂きます。

 

 

この冊子は書店では購入できませんが、

曹洞宗のお寺、学校や関連施設で配布しています。

また曹洞宗宗務庁にご連絡頂きますと

1冊80円+送料でお届けいたします。

 

1月号の表紙は、フィレンツェにある

バルディーニ美術館所蔵のレプリカ額縁です。

全面が輝く純金仕上げ、むくむくと膨らむ末広がりなデザイン、

とにかく派手でお目出たい雰囲気で

お正月向き・・・と言った感じです。

背景のバキッとした黄色で

これは編集者さんが選んでくださったのですが、

額縁の陰影や「激しさ」に負けず、引き立ててくれています。

 

▲キョーレツだけど、それが良い。

 

昨今、宗教的なことは敏感な内容で

あまり話す機会もありませんね。

わたしは仏壇と神棚がある家に生まれ、

プロテスタントの幼稚園に通い、

日曜学校にも通い、浄土宗の高校に通いました。

今は特定の信仰は持ちませんが

真言宗のお寺にあるお墓に入る予定…

ステレオタイプな日本人的宗教感でおります。

 

半年後一年後が予測出来ないような日々、

心穏やかに前向きに生きる為に

今回この冊子に使って頂く事で

宗教について更に考える機会になりました。

心の支えとは。

 

こんな時こそ、背中にそっと手を当てて

「大丈夫だよ」と言ってくれるような「心の支え」が欲しくなる。

それは宗教かもしれないし、隣にいる人かもしれない。

自分自身でも良いのでしょうね。

 

 

上の写真は、表紙に使って頂いた額縁に冊子を入れてみた図。

自分で自分を額装・・・

セルフ・フレーミング!(そんな言葉はないかも?)