diario
梅若研能会橘香会 10月24日
10月22日の土曜日、国立能楽堂での橘香会の舞台を拝見しました。
友人の繋がりで最近お知り合いになった
古室知也さんシテの「藤戸」が目当てでした。
なにせ20年ぶり3回目のお能、理解できるか不安でしたが
前もって古室さんに解説していただいたり資料を頂いて
予習できましたので、とても興味深く拝見できました。
仮面劇であり、動きも緩やかなお能ですが
表現力の深さに感動しました。
藤戸も朝長も死者が霊になって登場する内容で
(この2つに限らずお能は霊の登場が多いそうですが)
決して明るい物語ではありませんでしたが
観劇後はどこか清々しいような、穏やかな気持ちになっていて
なんとも不思議なのでした。