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ウチのヒヨ 2月21日

 

我が家の庭の片すみに父が

小鳥のための小さな餌台を作りました。

お仏壇に供えたご飯を下げてきて

水でふやかして入れておきます。

 

以前はスズメが何羽も来て

とても賑やかだった餌台ですが

最近巷で聞く通り、すっかりスズメの姿は

見かけなくなってしまいました。謎。

 

いま、この台には一羽のヒヨドリが

縄張りにして、ほぼ住んでいます。

すっかりわたしを「餌を出す生き物」と

認識しているようで、朝窓辺に来ては

室内を覗き込んではご飯を待ちます。

ぴよ、なんてぶりっ子(死語)な声で

首をかしげてはご飯を催促しちゃって。

 

▲「ごはんはやくちょうだい。」目が真剣。

 

あまりの可愛さに悶えつつ、わたしが

窓を開けて1メートルに近づいても

逃げる気配も無し。

形ばかり「逃げるポーズ」をとって

銀木犀の木に飛び込んでいます。

餌台のご飯が入れられると張り切って

チャカチャカと食べ始めるのです。

 

▲「よいてんきだな。」・・・ではなくて。

食事中も警戒は怠らず。

 

それを毎日眺める幸せ。

野鳥を飼うのは禁止されているけれど

このヒヨドリは・・・ほぼ「ウチのヒヨ」

になっております。

 

▲自分の可愛さを知っているに違いない。

 

それにしてもこの子

夜はどこで寝ているのかな。

安全な寝床と仲間がありますように。