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やるぞエミリア、要らなかったかも・・・? 5月15日

 

3月に着手しましたエミリア地方16世紀の

額縁レプリカ制作は、何と言いましょうか

進みは遅いですが必死に作っております。

 

だんだんと目が点になってきている気がします。

一枚の写真だけを参考に

作ったこともない複雑な額縁を真似して作る無謀・・・。

そこで自分を励ます一言を心の中で叫びます。

「この1枚目の木地は失敗しても大丈夫、

なにせもう1枚予備があるから!」

そして思い切って彫り進めることにいたしました。

 

▲ジェルトン材。柔らかくサクサク彫れますが欠けやすいのが難点。

 

どこを思い切ったのかい?とのご質問が聞こえてきそうですが

上部と下部の葉が巻いている部分です。

ここは内側に巻き込まれた葉を表現するために

部分的にパーツを別に彫って後から取り付けるつもりでした。

 

▲彫る前状態。上にある6つのピースが貼り付け予定の部分パーツ。

 

 

せっかくのパーツだけど、要らなかったかも・・・?

木地を厚く作って頂いたので

予想以上に高さに余裕がありました。

もしかしたらこのままいけるかも、と彫ってみた次第です。

 

左肩部分の葉の失敗が痛いですが

(パーツ取り付けのつもりで彫り落してしまった)

ここは当初の予定通りパーツを張り付ければ大丈夫でしょう。

 

「なぁに心配無用!もう1枚予備の木地がありますので!」

と呪文を唱えて再度自分を励まします。

最後の救世主であるエポキシパテ木部用も準備万端です。

 

為せば成る、為さねば成らぬ何事も!

・・・為しても成らぬ事もあるけどね・・・。

成るように頑張ります。